先週末も静岡と山梨県境エリアを高ドッキョウ登頂をメインにオフトレ山行してきた。
縦走ルートは、
樽峠〜高ドッキョウ〜樽峠〜焼山峠〜貫ヶ岳
樽峠〜高ドッキョウはピストンし、貫ヶ岳からの下山は周回するためにバリルートで。
以下データ。



貫ヶ岳下山に120分もかかっているのはバリエーションルート(独自ルート)のため。
まあまあ危険な崖おりをしており、慎重な上に慎重を重ねてルートファインディングしているから時間がかかってしまった。
後半40分は林道を歩いただけだが。
貫ヶ岳山頂から林道に出るまでの下山ルートは渓魚釣りの現場に近いため良いトレーニングになった。
親切過ぎるのだ。登山道は。
体力さえ普通にあれば、道標通りに進めば目的地に行けてしまうからね。
地図の重要性は乏しく、ルートファインディングの必要性も同様だ。
まあ道迷いしたら大変なことになるからある程度管理してあげるのは理解できるのだが。
にしてもである。

スタート時はまだ薄暗かった。
林道の通行止めゲートの近くに樽峠登山道の入り口と駐車スペースがあり、
つめれば5台くらい停められるかな。
僕が一番乗りだったけど支度を終えて出発しようとした頃3台の車が乗り付けてきた。
2台は同じパーティのようで20代らしき男たちがガヤガヤと大騒ぎしながら車から降りてきた。
男だけ5〜6人で軽登山って。
若い頃の僕なら強引にでも女子を誘うが。
朝からハイテンションで騒いでいるので鬱陶しかったが、
「挨拶くらいしなよ。」
と余計なことを思ってしまった僕はジジイなんだろうな。
ありがちな葛折りの登山道を登っていくと林道に出る。
出合いに道標と注意書きがあった。
樽峠から平治の段までは工事のため通行止めだよと。
この林道を利用して迂回せよと。
樽峠〜高ドッキョウのピストン後、本来は一旦この林道まで下って迂回ルートを使わなければならないのだが、僕は無視した(笑
樽峠から高ドッキョウまでのルートには細尾根や、
こんな岩場などがあってそれなりに変化に富んでいたので飽きなかった。
キツい急登はなくて緊張を強いられるような高さを感じる場所もなかった。
稜線上には雪がチラホラ。
薄い雪化粧程度だが気温が低いので溶けないのだろう。
この日は風が強くなかったので稜線歩行中の寒さはあまり感じなかった。
んっ!さっきの分岐点が樽峠だったのは?
よく分からない。
高ドッキョウ登頂。
予定通りの時間だった。
やはりしばらく前に降った雪が溶けずに残っているようだ。
厳冬期にはもっと積もるのだろう。
1,000mちょいのこの山ですら今の時期に雪があるのだから今後はチェーンスパイクを携行すべきだろう。
それにしても買うもの多いな😭
残念ながら富士山の全容は見れず。
まあ山頂だけでも見れたのだから良しとする。
5分休憩しただけで下山した。
途中40代くらいのご夫婦らしき登山者とすれ違う。
駐車エリアに後から到着した3台中の1台だろう。
元気一杯挨拶されたので、例の若者グループとは違うなと思ってちょっと蟠りが解けた。
樽峠の分岐に戻った。
本当はここから少し下山し迂回路を使って平治の段に行かなければならない。
「一応工事現場を見てヤバそうなら迂回路を使おう。」
全然ヤバそうではなかったので工事現場を突っ切りました。
作業員が居なかったこともある。
平治の段に到着。
遠くに駿河湾を望む眺望。
気温が低い。(0〜1度)
鼻水が出まくる。
僕は通常手ばなをかんでザックのポッケに入れてある手拭いで鼻を拭いている。
ティッシュでかんでいたらキリがないし、ゴミの問題があるからね。
グローブで拭うのは色々な意味でNGだ。
十国展望台に到着。
貫ヶ岳までの稜線上にはこんな感じの展望台があり眺望を楽しめるようになっている。
僕はあんま興味がない。
山行そのものにフォーカスしているからね。
感情を揺すぶられる対象が景色とかではないのである。
とは言え富士山だけは見入ってしまう。
存在感が際立っているからね。
「くそっ!相変わらず雲かかってやがる。」
晴海展望台到着。
ここが一番眺望が良かったと思う。
木が全く邪魔しないから広く見渡せた。
ビキニ水着を着た女の子のように真ん中だけ隠した富士山もそう悪くないかなと。
眺望的に完全に前が開けているとそう思えた。
貫ヶ岳登頂。
ここが最終目的の頂なので後は下るだけ。
下るルートは登ってきた稜線をピストンするか、バリで中腹の林道まで崖を下りていくかの選択になる。
退屈な稜線ピストンは遠慮したいので登山道ではないバリエーションルートを選択した。
下山の前にランチで腹拵え。
ある程度風に強いバーナーを使っていたが、山上の冷たい風で火力が落ちることがあったので対策した。
スウェーデンのオプティマスというメーカーの「クリップオンウィンドシールド」
軽くて嵩張らないのが良い。
暴風効果もちゃんとありました。
カレーメシをクッカーで調理する。
先ずは千切ったキャベツとシャウエッセンをブイヨンで3分程度煮込む。
カレーメシのカップからそのまま中身を入れて2分30秒煮込む。
火を止めクッカーの蓋をして2分30秒待って出来上がり。
インスタント感は薄まり、ほぼカレーだわ(笑
短時間でこれが出来れば十分満足できる。
水量を規定量より多い400mmにしてもドロドロ感がかなりあった。
水量は450mmで良いかな。
パンを浸して食べたいからもっとサラッとした感じが好みだ。
ランチが終わって、さて崖下り。
地図を見て枝尾根を探す。
あるにはあったので後はそこを下っていく。
枝尾根は勾配がやや緩く木の密度も低いので下りやすいルートだ。
こんな感じの地形を尾根というのか僕は知らない。
まあ便宜上そう表記しているだけだ。
相対的に緩い勾配とは言え、下りた先が急崖になっていて詰んでしまうケースもあるので慎重に先を見据えながらルートファインディングをする。
この辺りのスキルは渓流釣りの現場で自然に学んだ。
ここをロープ無しでどうやって下りてきたか想像つきますか?
最短で下には行けないので横方向にルートを取りながら崖をへつりつつ行けそうな箇所のみ下に移動。
それを繰り返しながら徐々に下りて行く。
だから時間がかかるのだ。
枯れ沢も下への距離を稼ぐために利用するが、沢の中を下るのではなく巻くイメージ。
必ずと言って良いほど下りれない滝(水はないので元ね)の地形で行き詰まるからである。
最初から巻くイメージを持つことで(つまり沢沿いを上下に短距離でジグザグに歩く)急がば回れになる。
山頂からずっとこんな枝尾根が続いていれば何も苦労せず下りれるのだが、残念ながら部分部分に急崖があって寸断されている。
その場合登り返さなければならなくなるので大変なのである。
最短単純を求めると結局詰むということは渓流釣りで学んだ。
1時間半くらいかけて林道まで下りてきた。
ノートラブルだったが登山靴の中に砂利が入ってしまった。
こういうルートを想定しているのならゲーターを装着した方が良いかもしれない。
この後は林道を歩いて駐車場所に戻るだけ。
40分ほど歩いて林道の出口に到着。
ここから1分の場所に車を停めてある。
お疲れ様でした。



























