オフトレ山行 十枚山〜月の段縦走

 

晦日の沼津アルプス縦走から中一日で山行をした。

軽登山以上にその後の温泉メインという感じだったが。

年末から山行後の温泉に固執していたのだが、混雑していたりしてまともに寛げていなかった。

温泉リベンジしたくて選んだお山は十枚山。

十枚峠を起点に稜線上をピストンして下十枚山までのコース。

下十枚山からはバリエーションルートで月の段を下りていく周回コースを無理やりこさえて登山口に戻る計画。

データは以下。

今回はヤマレコアプリでログをとったのでそのまんまである。

下十枚山からの下山時には、

「ルートを外れています。アプリを開いてコースを確認し・・・」

の警告連発だったが気にせず進んだ。

計画通りに進めないであろうきな臭いルートなのは承知の助だから。

渓流釣り師を一般的なハイカーと一緒にしてもらっては困る。

バリは通常運転と言っても過言ではない。

しかも地図アプリがあるのだから道迷いのリスクは低い。

地図がないと困るかもだが。

 

 

スタートは十枚山登山口。

林道沿いにあるのだが、少し先の通行止め箇所に駐車可能なスペースがあり、つめれば5台くらい駐車可能だ。

先行者の車は1台だけ。

気温は0℃。

これ以上冷えると路面が凍るため夏タイヤ不可になってしまう。

やはり早めに冬タイヤの準備をした方が良さそうだ。

山行のためにと思うと腰が重く(財布の紐が固く)なるのだが。

 

 

遭難事故多発の看板はどこの登山口にもありそうだが、この山は確かに危ない箇所があるにはある。

それと熊出没の可能性も。

登山道上に熊の糞があったのだが、多分前日とかのものらしく生々しくて驚いた。

どうやら冬眠していない個体がいるようだ。

 

 

登山口から尾根伝いに登っていくのだが、7〜8合目あたりに集中的に積雪していた。

何故か山頂よりも下のエリアの気温が低く(−5℃前後)雪が解けずにいるようだ。

アイスバーン状態になっている山道もあり登山靴で登れるギリという感じ。

もう少し積もっていたらチェーンスパイクが必要になるだろう。

今日は無くてもなんとかなったが今後は持参した方が良さそう。

ルート上には薄いトラバースが数カ所あるので積雪はちょっと厄介だった。

しかも凍っていたりする。

落ち葉と雪のミックスも滑るので嫌だった。

 

 

石小屋付近はロックエリアでまあまあの急登。

緊張を強いられるほどではないが三点支持でゆっくり登った。

 

 

やがて十枚峠に到着。

ここを起点に稜線上を登って十枚山と下十枚のピークハントをする。

単純にピストンして同じルートで下山するのがセオリーなのだろうがちと面白くない。

 

 

十枚山の山頂手前で来たルートを眺める。

真っ白に雲がかっている斜面を登ってきたのだが寒いわけである。

帰りも同じ斜面(ルートは変えるが)を下りると思うと嫌気が差した。

真ん中のピークが下十枚山。

 

 

山頂手前からは眺望がとても良かった。

遠く駿河湾を望むショット。

風が弱かったこともあり山頂付近はあまり寒くなかった。(気温は−1℃と中腹よりも高いという謎ゲ)

 

 

十枚山登頂。

お日様ポカポカで和めました。

山頂が一番暖かいという不思議。

自然って面白い。

 

 

とにかく見晴らしが良いピークでした。

南アルプスの3,000メートル級の峰を望むショット。

すんません。山の名前を知らない。

寒くなかったので長居したかったが、下山後の温泉のことが頭を過り早々に下山。

稜線上をピストンし下十枚山へ向かう。

稜線上は普通に寒かった。

 

 

下十枚山登頂。

この場所では先行者が居たのだが、何やら無線機のような大仰な機械を広げて、ピーピーカーカーと電子音を派手に鳴らして操作していた。

まるで何かに取り憑かれたような表情も怖く、挨拶スルーした。

関わってはいけないと思った。

好奇心よりも恐怖心が勝った。

 

 

で、問題の月夜の段を下るバリエーションルートである。

斜面はさほど急ではないが、真冬とは思えない密度で笹がびっしり。

しかも上写真の状態が延々と続く。

この終わりなき藪漕ぎ(しかも崖下り)はタフであった。

当初の計画では尾根伝いに下りる予定だったが笹の密度が濃すぎて敬遠し枯れ沢のような岩場の地形を選択して下りた。

笹が若干ではあるが薄かったためである。

薄いと言っても前が見えないほどの笹藪である。

 

 

こんな大岩がルート上に数カ所あり上からは笹が邪魔して見えないのでメッチャ危ない。

知らずに体重をかけて藪を踏み抜いてしまうと転落してしまうためだ。

終わりの見えない長時間の藪漕ぎは、ストレスが大きいため慣れていないと途中で心が折れてしまうだろう。

1時間ヘビーな藪漕ぎするって中々無いよね。

 

 

やがて視界の開けた場所に出た。

この後はがれ場が延々と続く。

巨岩の多さに嫌気が差したので途中で巻いて森の中に入って(つまりルート復帰)尾根上を下った。

斜面も緩やかになり歩きやすくなると鹿を目にするようになる。

鹿多いな。

緊張感が続いて少し疲れたので休憩を兼ねてランチすることにした。

 

 

鹿の糞が無い場所がなくて困ったが、ブツを目に入れないようにして山行メシ調理し速攻で食って出発した。

ランチした場所のすぐ近くに林道が通っており、林道で戻る選択肢もあったがあまりにも遠回りで距離が長いため予定通りにショートカットルートで下ることに。

 

 

林道をショートカットして崖下りをするのだが、ルートファインディング能力が試されるような分かりにくさがあった。

結局、月夜の段を抜けるだけで2時間かかったのだから難所と言って良いだろう。

一般のハイカーは絶対やっちゃ駄目なコース取りだ。

途中で絶望して泣くことになる。

僕的には良いトレーニングになりました。

その後林道を歩いて駐車場所に戻り温泉に直行。

そのために汗かいた(冷や汗も)のだから。

温泉はなんぶの湯に行った。

www.nanbunoyu.com

正月三が日ということもあり混んでいた。

ただサウナに普通に入れたし湯船でも寛げたので良し。

1時間くらい温泉を楽しんで帰宅した。