Saturday 6, October 2018
Wintrust Arena, Chicago, Illinois, USA
Commission - Illinois State Athletic Commission
Promoter - Matchroom Boxing - Eddie Hearn
Matchmaker - Neil Bowers, Paul Ready
<Welterweight Contest, 12 Rounds>
マッチアップ:★★
スリル:★★
スキル:★★★
印象度:★★★
HBOがボクシング中継から撤退するとのことで、DAZNとESPNが後釜を担うのだろうが、個人的には歓迎の方向である。
スポーツエンタメに関してはネット配信での視聴がライフスタイル的にマッチしており、テレビの前に長時間座るというシチュエーション自体を受け入れられなくなってしまった。
「テレビ要らね」とまでは言わないが、視聴時間および時間帯の関係でNGになるから。
ボクシング興行というのは他のメジャースポーツのようにリーグ戦やトーナメント戦の文脈がない。
まあ言ってしまえば単発イベントなのである。
不定期開催だし、ファイターの怪我により(近年はドーピングトラブルによっても)キャンセルになるリスクもある。
井上-パヤオのように1Rで終わってしまうこともあるし、ダルファイトをフルラウンドで観せられることもある。
スケジューリングや段取りありきのテレビにはミスマッチと言わざるを得ない。
いろいろな意味で制約の緩いネット配信がやはり向くのである。
バルガス-デュロルメをメインコンテンツにしたこのくらいのイベント規模の配信を毎週とは言わないが、せめて月2程度で行ってくれるとボクシングファンとしては嬉しいのだが。
そういう意味で今後DAZNには期待しているし、ユーベの試合の配信がないことも許してあげなくもないよ。
さて、バルガス-デュロルメだが、DAZNの意気込みが伝わったかのような好ファイトだった思う。
試合に起承転結があり、タイプの違うファイター同士のスタイル的に噛み合ったクロスファイトだった。
両者とも層の厚いウェルターウェイトのトップレベルからはややはじかれている立ち位置かもしれないが、実力は決して侮れないということを証明した。
バルガスはパンチがないことに目をつぶれば、
デュロルメはスタイル的な一貫性のなさを大目に見さえすれば、
両者とも攻防にまとまったグッドファイターと言えなくもない。
お互いに足りないところをマッチアップすることで補い合うというか、
良いところを引き出し合うというか、
スリルはあまりないが見栄えの良い12Rだったと思う。
特に前半のデュロルメは(ダウン食う前まで)ホセ・ナポレスを彷彿するほどの攻防の一致性を見せていて、ナポレスフリークの僕を喜ばせた。
もっと攻撃的だとよりナポレス感を醸したけどね。
ちょっと中途半端だったし、ダウン後はガードを上げて面白みがなくなってしまった。
バルガスは見方によっては堅実なだけの面白みのないファイターだ。
似たようなスタイルとのマッチアップだと肩の凝る試合を見せられそうだが、ボディワークに特徴のあるデュロルメとは妙に噛み合って飽きない絵面だった。
つまり良いマッチメークだったということ。
ボクシングの試合に期待する要素は様々だ。
常人離れしたスピード感やノックアウトシーンのスリルだったり、
ファイターのスキルをじっくりと堪能したい向きもあるだろう。
刺激自体は少ないかもしれないがこの試合のように趣のある攻防をフルラウンドで観るのも悪くない。
本日の獲物。
The Passion Of Charlie Parker
Tracklist
01. Meet Charlie Parker
Lead Vocals – Madeleine Peyroux 6:21
02. The Epitaph Of Charlie Parker
Lead Vocals – Barbara Hannigan 3:55
03. Yardbird Suite
Lead Vocals – Gregory Porter 4:52
04. So Long
Lead Vocals – Jeffrey Wright 7:57
Lead Vocals – Luciana Souza 3:23
06. Central Avenue
Written-By – Ben Monder, Craig Taborn, Donny McCaslin, Eric Harland, Larry Klein, Scott Colley 1:29
07. Los Angeles
Lead Vocals – Kurt Elling 4:19
08. Live My Love For You
Lead Vocals – Kandace Springs 3:45
09. Fifty Dollars
Lead Vocals – Jeffrey Wright 6:51
10. The King Of 52nd Street
Lead Vocals – Melody Gardot 3:40
11. Salle Pleyel
Written-By – Craig Taborn, Donny McCaslin, Larry Klein 1:02
12. Après Vous
Lead Vocals – Camille Bertault 2:47
Credits
Bass – Larry Grenadier (tracks: A1, C3), Scott Colley (tracks: A2, A3, B1, B2, B3, C1, C2, D1, D3)
Composed By – Charlie Parker (tracks: A1, A2, A3, B1, B2, B3, C1, C2, C3, D1, D2, D3)
Design – Françoise Bergmann
Drums – Eric Harland (tracks: A1, A2, B1, B2, B3, C1, C2, C3, D1, D2, D3), Mark Guiliana (tracks: A3)
Engineer – Andy Taub Engineer [2nd] – Antoine Poveton, Jaclyn Sanchez, Matt Tuggle
Engineer [Additional] – Billy Centenaro, Brian Bonzer, Maxime Le Guil, Mike Stankiewicz, Rod Shearer
Executive-Producer, Art Direction – Farida Bachir
Guitar – Ben Monder (tracks: A1, A2, A3, B1, B2, B3, C1, C2, C3, D1, D2, D3)
Lyrics By – David Baerwald
Management – Sandy Roberton
Mastered By – Bernie Grundman
Mixed By – Rod Shearer, Tim Palmer
Photography – William P. Gottlieb Collection
Piano, Organ, Electric Piano – Craig Taborn (tracks: A1, A2, A3, B1, B2, B3, C1, C2, C3, D1, D2, D3)
Producer – Larry Klein
Producer [Co-ordinator] – Ivy Skoff, Sandy Roberton
Sleeve Notes – Larry Klein
Tenor Saxophone – Donny McCaslin (tracks: A1, A2, A3, B1, B2, B3, C1, C2, C3, D1, D2, D3)
Transcription By – Daniel Rotem
Vibraphone – Eric Harland (tracks: B3)
Ai Kuwabara Trio Project : To the end of this world
Tracklist
1. Opening-1 (Ai Kuwabara)
2. MAMA (Ai Kuwabara)
3. Mother Sea (Ai Kuwabara)
4. The Error (Ai Kuwabara)
5. When You Feel Sad (Shuji Terayama / Ai Kuwabara)
6. Improvisation XV -Hommage A Edith Piaf- (Francis Poulenc)
7. Maria (Leonard Bernstein / Stephen Sondheim)
8. 919 (Ai Kuwabara)
9. Love Me or Leave Me (Walter Donaldson / Gus Kahn)
10. To The End Of This World (Ai Kuwabara)
Credits
桑原あい(pf, key)
鳥越啓介(b)
千住宗臣(ds)
織原良次(flb)
山田玲(ds)
武嶋聡(as, ts, fl)
梶谷裕子(vn)
石亀協子(vn)
菊地幹代(va)
徳澤青弦(vc)
吉田沙良(vo)
Daichi Yamamoto(rap)
Ben Wendel(ts)