<リーガ第13節 ベティス vs R・マドリー ベニト・ビジャマリン>
WOWOWで早朝生観戦しました。
ベティスがやってくれるのではないかという淡い期待を抱いていましたが、見事に応えてくれました。
2011/2012シーズンのベティスホームの試合で2対3でベティスは敗戦こそしましたが好試合であったため記憶に残っていたんです。
レアルに勝てる要素を持っているチームだなと。
昨期の試合との違いはディフェンス意識、というか攻守のバランス意識ですかね。
打ち合って勝てるほどR・マドリーは甘くないということでしょうか。
前節のダービーでセビージャに大敗したことも影響しているのでしょうがディフェンスにプライオリティーを置いた戦いぶりでレアル相手に勝点3をゲットです。にわかファンとしては大変嬉しいです。EL出場圏内も現実的になるような結果だと思います。
試合後、モリーニョはハードスケージュールによるコンディション不良を訴えていましたが、そんな感じはしなかったですね。むしろ体力、スプリントではレアルの選手が勝っていた印象です。
ボールポゼッション68%ですからボールは保持していたわけですが、崩しのバリエーション不足を露呈した感じでしょうか。
以前より大分改善されているとは言え時々顔を出すボールを持たされると手詰まり感が出てしまう悪い傾向。
スピードはあるんだけど緩急とか柔らかさに欠けるためディフェンダーを振り切れない。
であればセットプレーに活路を見出したいのですが今日のベティスの最終ラインは高さ負けパワー負けしていなかった。
で、ベニャの一発による虎の子の1点を守りきられてしまいました。
本来オフェンスのオプションであるはずのサルバ・セビージャが得意ではないであろうディフェンスで頑張っていたため押され気味の試合展開にも拘らず消えていなかったですしケディラとシャビ・アロンソに自由を与えていなかったのが良い。ベニャもスペースを消す動きを最後まで継続してレアルのオフェンスの組立を妨げていました。
ディフェンシブな戦略とはいえ単純にベタ引きしないところが良かったのでしょう。
結果、レアルは決定機をそれほど作れなかった。
時節の次はホームでのバルサ戦。
また番狂わせを期待しつつ観戦したいと思います。