リングマガジンの年末記事とともに2017年の私的アワードを。
先ずは『Fighter of the Year』
最終候補は、
まあ、ほぼ同意なんだけど、昨年も個人的にロマチェンコを推したから2年連続はどうなのかなということで、試合内容(インパクト)も加味してテレンス・クロフォードをセレクトしておく。
ウェルターウェイトに階級を上げて同様の活躍ができるか疑問なので今のうちにという意味合いも。
ロマチェンコについてはその階級における実力的な突出具合で比肩できるファイターは見当たらない。
現代のウィリー・ペップと言ってしまったら流石に過大評価か?
独自のスタイルがあるからね。好き嫌いは分かれそうだが。
次に『Fight of the Year』
最終候補は、
クリチコがダウンを奪った後いつもの安全運転をやりだした時は、失望のため息が出たが、怠い空気を一掃する終盤のジョシュアのスパークに喝采を上げたっけ。
マイク・タイソン以来のカタルシスをヘビーウェイトから与えてもらったということで諸手を上げて同意。
次点はこれ。
ハードの馬力に押し切られる形で負けたけどトラウトの商品価値は決して落ちていないと思う。
観客を楽しませるファイターになりつつあるからね。
いいじゃん、勝ったり負けたりでも。
その他諸々、
デリック・ジェームスはエロール・スペンスとジャーメル・チャーロを指導している気鋭のトレーナー。
今後名前がクローズアップされる機会が増えそう。
試合内容からしてアリ-コットが番狂わせだったとは思わないけど、アリは試合前評価を落としていたからワンサイドで勝つとまでは予想していなかった。
そういう意味で彼のカムバック賞は妥当。
賞は与えないけど、最も印象に残ったのはやはり『シーサケットKOロマゴン』
メディアはシーサケットをどう評価して良いのか解らない感じだけどね。
タイソンを派手に倒した後すぐに沈んだジェームス・ダグラスのようにならなければ良いが。
本日の獲物。
学生の頃大好きでよく聴いたイアン・デューリー。
なんだか無性に聴きたくなってベスト盤を入手。
単純なロックンロールからブルーグラス風まで幅の広い音楽性を再認識。
そういえばほんの一時期ウィルコ・ジョンソンがブロックヘッズに在籍していた。
やっぱりロックのエネルギーを時々は注入しないと心が老けますな。
ウィルコ・ジョンソンにしろイアン・デューリーにしろ表向きはエキセントリックでクレージーに見えるけど本当はインテリ。
肯定すべき裏表。
Keith Jarrett : Standards, Vol.2
Tracklist
1. So Tender
Written-By – Keith Jarrett 7:15
2. Moon And Sand
Written-By – Alec Wilder, Mortimer Palitz*, William Engvick 8:54
3. In Love In Vain
Written-By – Jerome Kern, Leo Robin 7:06
4. Never Let Me Go
Written-By – Jay Livingston, Raymond Evans* 7:49
5. If I Should Lose You
Written-By – Leo Robin, Ralph Rainger 8:28
6. I Fall In Love Too Easily
Written-By – Jules Styne, Sammy Cahn* 5:12
Credits
Design [Cover] – Barbara Wojirsch
Double Bass – Gary Peacock
Drums – Jack DeJohnette
Engineer – Jan Erik Kongshaug
Piano – Keith Jarrett
Producer – Manfred Eicher
Notes
Recorded January 1983 at Power Station, New York City.
Ian Dury : reasons to be cheerful
Tracklist
1-1. Sex & Drugs & Rock & Roll
1-2. Wake Up And Make Love With Me
1-3. Hit Me With Your Rhythm Stick
1-4. Reasons To Be Cheerful Pt 3
1-5. I Want To Be Straight
1-6. Superman's Big Sister
1-7. What A Waste
1-8. Sweet Gene Vincent
1-9. Profoundly In Love With Pandora
1-10. Rough Kids
1-11. You're More Than Fair
1-12. Billy Bentley
1-13. Pam's Moods
1-14. Upminster Kid
1-15. The Roadette Song
1-16. Pam's Moods 2
1-17. The Call Up
1-18. Crippled With Nerves
1-19. Mumble Rumble
1-20. Billericay Dickie
1-21. I'm Partial To Your Abracadabra
1-22. Blockheads
2-1. Waiting For Your Taxi
2-2. This Is What We Find
2-3. Dance Of The Crackpots
2-4. Hey Hey Take Me Away
2-5. Funky Disco (Pops)
2-6. The (Body Song)
2-7. Spasticus (Autisticus)
2-8. You're My Inspiration
2-9. Really Glad You Came
2-10. Apples
2-11. England's Glory
2-12. Clever Trevor
2-13. Plaistow Patricia
2-14. If I Was With A Woman
2-15. Inbetweenies
2-16. O'Donegal
2-17. Poo-Poo InThe Prawn
2-18. D'orine The Cow