Recorded by [Recording by] - Rudy Van Gelder

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本腰を入れてジャズを聴き始めて1年ちょっと、短期間にそこそこの音源を集め、聴き込んだつもり。

ブログも備忘録にして挫折しないよう(飽きてしまって)にしていました。

 各音源のクレジットを必ず確認してできるだけ名前を覚えてしまうようにしていたのですが、

ハードバップものではかなりの確率でクレジットされている人物がレコーディングエンジニアのルディ・ヴァン・ゲルダー。

僕はジャズに関する予備知識がまったくといっていいほどなかったので、彼の名前を見つける度に、

「またRudy Van Gelder!」といちいち反応していてためかミュージシャンより印象深くなってしまった。

ジョン・コルトレーンがアルトサックス奏者なのかテナーサックス奏者なのか区別できていないときにルディ・ヴァン・ゲルダーが何者かわかっていた。

そして音源収集のひとつの条件として『50~60年代の録音』のCDに関してはルディ・ヴァン・ゲルダー リマスター盤だけ入手するようにしている。

それほど多くないので全て購入しても散財せずに済むし、どれも有名盤ばかりなのでこれだけは押さえとこうという根拠にもなる。

音質に関してもいまのところハズレはない。

古いジャズは音質の悪さが足を引っ張ることが多々あるのでできるだけ音圧高くクリアな音でないと聴くに堪えないから。

今時のジャズ音源と聴き比べたらその差は歴然。

ロバート・グラスパーの『Double Booked』を聴いた後に50年代の音源はちょっと勘弁という感じになる。

特にドラムはお話にならないくらい違う。

今時のジャズドラムは繊細なので尚更ね。

じゃあ、古いジャズは豚かというとそんなことはない。

やはり古典の良さがあり、聴き込んでいるうちにそれを実感できるようになる。

それと過度な緊張感を強いる作品もほとんどないので気軽に聴けることもローテーションできる要因。

僕は毎日8時間くらい聴き続けているけど疲れたり飽きたりしないもの。

 

僕が入手したRVG Editionで音質が良いなと思えたのが、

エリック・ドルフィーの『Out To Lunch』

ウェイン・ショーターの『Speak No Evil』

ジョー・ヘンダーソンの『Inner Urge』

 

本日の獲物。

 

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McCoy Tyner : The Real McCoy

Tracklist

1. Passion Dance 8:43

2. Contemplation 9:10

3. Four By Five 6:35

4. Search For Peace 6:28

5. Blues On The Corner 6:05

Companies, etc.

Record Company – Capitol Records, Inc.

Manufactured By – Capitol Records, Inc.

Phonographic Copyright (p) – Manhattan Records

Copyright (c) – Manhattan Records

Recorded At – Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey

Credits

Bass – Ron Carter

Design [Cover] – Reid Miles

Drums – Elvin Jones

Mastered By [Digital Transfer] – Ron McMaster

Photography By [Cover Photo] – Francis Wolff

Piano, Composed By – McCoy Tyner

Producer – Alfred Lion

Recorded By – Rudy Van Gelder

Reissue Producer [Producer For Release] – Michael Cuscuna

Tenor Saxophone – Joe Henderson

Notes

Recorded on April 21, 1967  

 

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Grant Green : I Want To Hold Your Hand

Tracklist

1. I Want To Hold Your Hand

 Written-By – Lennon-McCartney

2. Speak Low

 Written-By – Weill*, Nash*

3. Stella By Starlight

 Written-By – Washington*, Young*

4. Corcovado (Quiet Nights)

 Written-By – A. C. Jobim*

5. This Could Be The Start Of Something

 Written-By – Steve Allen 

6. At Long Last Love

 Written-By – Cole Porter

Companies, etc.

Recorded At – Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey

Credits

Design [Cover], Photography By [Cover Photo] – Reid Miles

Drums – Elvin Jones

Guitar – Grant Green

Liner Notes – Ira Gitler

Organ – Larry Young

Recorded By [Recording By] – Rudy Van Gelder

Tenor Saxophone – Hank Mobley

Notes

Elvin Jones performs by courtesy of Atlantic Recording Corp.

Recorded on March 31, 1965.