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 オーランド・サリド vs. マイキー・ガルシア

<WBOフェザー級タイトルマッチ オーランド・サリド vs.マイキー・ガルシア/米国ニューヨーク>


Boxing News | Garcia dethrones Salido

Garcia dethrones Salido, becomes new Sheriff at 126 pounds - Ring TV

もしガルシアの鼻の骨折がなかったら、その後の試合展開はどうなっていたか?
負傷判定のスコアが物語るように試合はガルシアのほぼワンサイドではあったのですが、サリドの心はまったく折れていませんでした。
アクシデントがなくそのまま試合が続いていたら、終盤でガルシアを捕まえていた可能性が僅かながらもあったように思えるんですよね。


ガルシアはサリドと打ち合うのを徹底的に避ける戦略でした。
ジャブで距離を取り、出鼻をカウンターで叩き続けることを徹底していました。
まあ、正解でしょう。サリドの打ち合いの強さはファンマ戦で証明済みでしたからね。
サリドの顔面はボコボコに腫れていましたが、苦戦慣れしているためかラウンドを重ねていっても手数は減らないですし、追い足はむしろ鋭くなっていったように感じました。
そう、サリドにとってはこれからが本番だったのですよ。
我慢比べに持ち込めば絶対に負けない。それが彼のファイトスタイルなんだと思います。
こういうボクサーは序盤のチャンスで仕留め損なうと後が厄介なんです。
この試合もサリドにエンジンがかかるまではガルシアの素早いフットワークについていけてませんでしたが、相対的なスピード差は中盤過ぎから徐々に少なくなっていきました。
わかりませんけどね。最終的にはサリドはダメージの積み重ねに耐えかねて倒されていたかもしれませんし。
でもね、ダウンこそ奪われましたけど、芯に響くような打たれ方をしていないのです。サリドは。
決してディフェンスが下手なボクサーではなく肉を切らせて骨を絶つというスタイルでもないんですよね。
相手のパワーパンチを結構ボディワークですかしているんです。

ガルシアに関してはゲームプランが明確でかつ徹底できていたのが勝因でしょう。
アッパーの使い方とタイミングが良かったです。
文字通り「テキストブックファイター」で、基本に忠実に几帳面に戦うときっと試合には勝てるんだなと再認識させてくれるボクサーですね。
あんまり面白みはないですけどね。