月の裏側に潜んでいたナチスが、UFOの大群を率いて地球を侵略するSFアクション。第2次世界大戦後、完全敗北したと思われたナチス第三帝国の一部のエリートは、連合軍の追跡を逃れ、密かに月へと逃亡。月の裏側に秘密基地を作り、復讐の機会をうかがっていた。それから70年が過ぎた2018年、ついにナチスの地球侵略が始まる。大胆な設定が製作前から話題となり、ベルリン国際映画祭でプレミア上映もされた。
DVDで鑑賞。
パロディなのか単なるB級映画なのか、僕はこの手の中途半端なコンセプトの作品は苦手だ。
じゃあ何故観たのか?
ナチの敗残兵がダークサイドムーンに潜んで力を蓄え、古めかしく重厚長大なツェッペリン飛行船で地球に侵攻するというアイデアが気に止まったから。
平野耕太の『ヘルシング』を思わせる世界なので「おっ!パクリか?」という感じでなにかを期待しておもわず観てしまったんですよね。
米国を所々おちょくっているのですが、毒はやや薄め。
全部観るのはちょっときつかったかな。