ショートレビュー バレラ - シャブランスキー

 

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Date: 2016-12-16

Where: Fantasy Springs Casino, Indio, California, USA

Division: light heavyweight (175 lbs, 79.4 kg)

Title: vacant WBC United States (USNBC) light heavyweight title

Result: Sullivan Barrera def. Vyacheslav Shabranskyy (KO at 2:05, round 7) 

 

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マッチアップ:★★

スリル:★★★

スキル:★★

印象度:★★★

 

 

キューバ出身のバレラのバイオグラフィーを良く知らないのだが、年齢(34歳)からしてアマ歴がキャリアの多くを占めていると思われる。

いかにも基本が良くできたボクサータイプなのだが、出世願望が強いからなのかやや身の丈に合わないオフェンシブなファイトをする傾向がある。

ゴロフキンの同門(トレーナーがアベル・サンチェス)ということもあるいは影響しているのかも。

戦績も良いし、アンドレ・ウォードの対戦相手に選んでもらって顔を売ってもいるのであまり地味なファイトをするわけにはいかないのかもしれないが、バレラの本質はボクサータイプなのかなと。

この試合でもワンツーで攻めている時より、ペースを取ろうと前に出てくるシャブランスキーをジャブとフットワーク(と言ってもあまり動きすぎない)で捌いている時の方が体がきれていて、しかもグッドバランスだ。

そこから強い左フックでアクセントを入れるあたりはエドウィン・ロザリオを彷彿とする。

下がりながら唐突に強いパンチを捻じ込むあたりがね。

大きな右で攻め込む時はそれなりに迫力はあるのだけど、単調であまり気の利いたオフェンスではないな。

シャブランスキーのディフェンスが酷かったので右が当たったけどトップレベル(コバレフとかスティーブンソン)と対峙したら当てさせてもらえるかどうか。

客受けを無視してボクサータイプとしてのスタイル、スキルを磨いたほうが地力が上がるような気がするのだが、どうだろう。

パンチがそこそこあるので、案外地味にならないような気がするけどね。

ライトヘビーウェイトのトップレベルは強いのがゴロゴロしているので果たしてバレラが勝ち残っていけるかどうか、見守っていきますかね。

 

本日の獲物。

 

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Alabama Shakes : Sound & Color

Tracklist

1. Sound & Color

2. Don't Wanna Fight

3. Dunes

4. Future People

5. Gimme All Your Love

6. This Feeling

7. Guess Who

8. The Greatest

9. Shoegaze

10. Miss You

11. Gemini

12. Over My Head

13. Joe

14. Makin' Me Itch 

 

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Alabama Shakes : Boys & Girls

Tracklist

1. Hold On 3:48

2. I Found You 3:01

3. Hang Loose 2:24

4. Rise To The Sun 3:08

5. You Aint Alone 4:44

6. Goin To The Party 1:45

7. Heartbreaker 3:47

8. Boys & Girls 3:26

9. Be Mine 4:14

10. I Aint The Same 2:55

11. On Your Way 3:05

12. Pocket Change

13. Heavy Chevy 2:26