Communication Breakdown

 

 

 

ガキの頃この曲を初めてラジオで聴いた時、とてもハードでヘビー(笑)な印象を持った覚えがある。

今聴くとむしろポップに感じる。

キャッチーなギターのリフとかの効果でね。

まあツェッペリンはどうでも良い。

連休前半の釣行について簡潔に。

 

 

3日間とも本流中心に回った。

ただ河川周辺の田んぼで一斉に田植えが始まっており、

そのため濁りが入ったことが影響してとても渋かった。

 

 

なまじ水量があるのでパッと見濁りが無いように見えるが田んぼの濁水がドバドバ流入している。

珍しくカワウをあまり見かけなかったことからも田植えの影響は大きかったのではないか。

 

 

本流で釣れたのはこの子だけだった。

バラしが3回あったが、いずれも食いが浅く獲りようがなかった。

反応が比較的良かったプラグが上写真のリューキ60S。

今時っぽく扁平なのだが比較的スリムなボディ形状のヘビーシンキングプラグだ。

これはほぼジグミノーだな。

深場でフォーリングさせていると反応が良い。

引いてやるより落とし込んだ方が効果的。

落としてしゃくる感じ。

本流で唯一反応があったメソッドがそれだった。

渋くても食うのだから平常時ならもっとイージーだったかも。

色々試した結果、本流アマゴに効果的なプラグサイズは55mm〜60mmかなと思っている。

それより小さいプラグはキャスタビリティが物足りなく、それより大きいプラグは食わせにくい(追い食いさせにくい。追ってきたのを確認後止めて食わす戦術が通用しない)からだ。

今はリューキ60SとザウルスのCDレックス60のポテンシャル確認中である。

CDレックスはダートさせやすい面白いプラグだ。

ノーマルはダウン時に水面から飛び出してしまうのでウェイトチューニングしてデメを解消した。

使って面白いプラグだが、まだ魚を連れてきてはいない。

これに食ってくるのは良型かなと勝手に期待しているが。

 

 

藪漕ぎは密度が増したために更に大変になった。

もううんざりだ。

地面が土だけなら良いのだが大石がゴロゴロしているのでとても歩きにくい。

見えないのでよく石に躓くし。

それと枯れ葦が蔦状になっていて足に絡みついてくる。

蜘蛛の巣も増えだしたのでネガてんこ盛りの藪漕ぎなのでした。

とは言え他のアングラーを現場に入れない障壁になっているだろうから、一概にネガとも言えないのだろう。

エントリーしやすい現場はまず釣れないからね。

 

 

本流の釣りに疲れたら支流に行ってリフレッシュする。

本流は修行、支流は癒しという感じなので、まあ両方やってバランスを取ることでメンタルヘルスを保っている。

 

 

ずっと注目していた現場のピンポイントで30cm弱の小型のニジが釣れたのだが、掛かった時は引く力やサイズ感からアマゴだと思っていたため糠喜びだった。

「おー!ついにここで食わせた!」

からの落胆。

「なんだよ。お前様かね。」

 

 

支流は田植えの影響が少なく、ポツポツと飽きない程度に釣れてくれた。

 

 

プラグはほぼCD3を繋ぎっぱ。

小渓流では一番使いやすいからだ。

落ちパクも追い食いもOKなので汎用性高し。

これで食わせにくい状況ならバギースピナーを使う。

二つの違いはスピード感。

バギースピナーはCD3以上に水噛みが良くスローに引けるのでタイトなエリアで時間を稼げるのだ。

あとダートさせられるのでリアクションも期待できる。

スピナーのダートはイメージ湧きにくだろうが、要はブレードがロックしたタイミングでスプーン的なダートが出るのだ。

横側から水流を急に受けたりするとブレードはロックしやすい。

渓流は水流が複雑なのでランダムにブレードがロックする。

 

 

こんな感じのロケーションならCD3が一番使いやすい。

もちろんアップでね。

CDE35も気になっているので今後は比較しながら試したいと思っている。

 

 

3日目に行った堰堤の多い小渓流はさっぱりだった。

癒しを求めて行ったのにまさかのボウズ。

多分人が入った後だったのだろう。

 

 

3日目の朝、本流下流部の最初のポイントに入ろうとして駐車場所で支度をしていたら別の車が入ってきてアングラーが僕に近づいてきた。

まさかのマイナーポイントでの鉢合わせである。

「上に行きますか?それとも下ですか?これからどうするか教えてください。」

その人にいきなりそう訊かれたので、川の方を指差しながら、

「まあ、その辺りでボチボチやるつもりです。」

「その辺りってどこのことですが?上流に行くのか下流に行くのか訊いているんですけど。」

ん!変な絡み方をしてくる。朝っぱらから妙にテンション高いし。

「そんなにここで釣りしたいのなら譲りますよ。どうぞ。」

そう言って他所に行こうとすると、

「なんですか!逆ギレですか?そんな言い方されたらやれるわけないでしょ。」

予想外のリアクションをしてきやがった。

「あなた、ろくに挨拶もしないで、こっちの質問にも適当に答えてどういうつもりですか?」

こいつ何言っているのだろう。

無視していると、聞き取れない声でブツブツと文句まで言い出した。

しかもメンチ切りながら。

ああこれは完全に喧嘩を売っているのだなと判断。

なので、いきなり額がぶつかるくらい顔を近づけて、

「お前、喧嘩売ってんのか?」

「俺なら先行者が居たら諦めて他所に行くよ。」

「しかも譲ってやると言っているのに素直にそうせずに文句言いやがって!お前一体何がしたいんだ!」

「余計なこと言わずにポイントに入るか他所行くかとっとと決めろ。」

するとそいつは急にブルブルと震えだしてさっき迄の威勢が無くなった。

そいつは地元の人間だった。

つまりこれがジモティの実態。

既得権意識が強く排他的。

現場で他のアングラーとバッティングすると相手を追い出しにかかる。

嘘のネガ情報を与えたりしてね。

現場を知れば知るほど遭遇率が高まる輩だ。

『釣れてますか?」みたいな枕詞なしにいきなりズカズカと差し出がましいことを高圧的に言ってくる。

極力関わらないようにしているが、今回のように不可避に絡んでしまったら、毅然とした態度で正論ぶつけてやれば良い。

利己的でおかしなことをやっている自覚がないので気づかせてやる。

気付かないようならコミュニケーションブレークダウンして早急に距離置くしかない。