先週末は台風の影響を懸念して土曜日は見送り日曜日に釣行した。
現場は早川水系の雨畑川の中流域。
朝ちょっとトラブルがあって出発がやや遅れ、どうせならということで富士市内のすき家によって朝食をゆっくりと。
最近の釣行中の疲れやすさは朝食の取り方も原因なのでは?と感じ、それを検証する目的もあった。
大体は現場でコンビニおにぎりや惣菜パンを齧って即スタートみたいな感じだったので(自宅を出るまでの朝の4時前に胃に食べ物を入れるのがキツくなったため)見直そうかと。
理想的に釣行スタートの1〜2時間前くらいに朝食を取り、メニューも炭水化物とタンパク質を多めに摂取できるものにとなるとすき家の朝食メニューが良いと思えた。
すき家ならコンビニと滞在時間があまり変わらないし、富士市内から現場まで2時間くらいなのでロケーションも良いのである。
現場までは林道井川雨畑線を利用して行くのだが、途中で通行止めになっている。
この先は落石多数で所々陥没した箇所もあり車が通行するのは危険だからということか。
舗装された道路だが路上に石ゴロゴロで確かに危ない。
クロカンなら普通に走れそうだが。
この林道が果てしなく長い。
当初予定していた入渓場所まではこの道を2時間くらい歩いて登らなければならない。
「面倒くせ〜」
行程の長さに嫌気が差し、スタート時間が遅かったこともあり妥協して途中で入渓した。
「まあいいや今日は中流域で。」
橋の上から渓を眺めると良さげだった。
ちょっと濁りが気になったが。
崖はあまり高くないので入渓はスムーズだった。
漁協の立札もあり、まあ人が多く入っている場所なんだろう。
渓相は橋の上から眺めた時の感じと違った。
悪い意味で。
全体的に土砂が堆積しているため地形にメリハリがないのだ。
水深のある場所が無くて、かと言って瀬があるわけでもなく、ダラーっとなだらかなボトムがほとんどだった。
これじゃ魚の付き場があまりないな。
案の定魚影が全く確認できない。
「やっぱ上流まで歩くべきだったかな。」
魚影皆無のまま2時間ほど遡行していると徐々にだが渓相が良くなり始める。
ちょっとだけ期待感を持ち始めるが相変わらず魚影を確認できない。
水は台風の影響が消えていないため濁りが入っている。
水量もおそらく平時よりは多いのだろう。
ただ普通に渡川できるし遡行困難という感じではなかった。
この時点では。
渓の上に吊り橋が掛かっていたので登山道があるのだろうか?
退渓時に利用しようと目論んでいたのだが…
上に行くに連れ渓相もまともになり魚影もポツポツ確認できるようになった。
ただ水が濁っているので魚種不明であった。
イワナだろうか?
そう思っているとアマゴが食ってきた。
それにしても朱点が薄いな。パーマークも。
早川水系はこういう個体が多いように思う。
アマゴの可憐さとそれに相反する野生味の両方ともが希薄なんだよな。
雨降るとすぐ濁る河川環境の影響だろうか?
まあ釣れりゃ何でも良いけどね。
途中で枝分かれする箇所は水量の多い方を選択して遡行を続けた。
地図で確認したわけではないが本流筋は外してなかった。
サクサクと遡行を続けていると渓相はさらに良くなってきたが、両岸が切り立った崖ばかりになり巻くのが面倒くなり始める。
水量がちょっと多いこともあり足元に気を遣うエリアが次々に現れて遡行がキツくなり始めた。
気温がもうちょっと高くて(当日は24℃くらいしかなかった)水が澄んでいたらゴルジュ帯は泳いで抜けてしまうのだが。
流石に躊躇してしまう。
特に白濁した水がちとキモい。
魚の活性にも影響しているかも。
ここはちょい難所だった。
右岸の崖を伝いながら巻いた。
もしドボンしても大したことはないけど落水して濡れ鼠になりたくなかった。
そして唐突に出た尺イワナ。
メジャーを当てたわけではないが、ネットにすっぽり入らなかったので尺上であることは確か。
先日の野呂川では40本以上8寸〜9寸クラスのイワナを釣ったがそのどの個体よりも大きかった。
まさか貧果の時に初の尺上が出るとはね。
良型が出て気を良くし、釣果への欲もムクムクと湧いてきたが、遡行は益々キツくなっていく。
ゴルジュが。
そしてこの場所で先に行けなくなってジエンド。
泳げば行けるんだけどね。
前述の理由でそうしたくなかった。
両岸切り立った崖のため退渓できない。
仕方なく沢を下って戻ることにした。
途中で見かけた吊り橋の下で退渓し登山道を利用して林道に戻ろうとしたのだが。
踏み跡があるし間違いなく登山道のはずだがかなり急斜面だった。
そして途中で踏み跡がなくなった。
仕方なく崖を降りて沢に戻り入渓した場所まで戻った。
相変わらず初現場では段取りが悪くなってしまう。
ただ体力的にはキツくなかった。
きっと朝食を適切な時間にちゃんと摂ったことが良かったのだろう。
渓魚釣行前の朝すき家、今後も続けようかな。
河原でランチ後一旦退渓。
時計を見ると14時30分と中途半端な時間だ。
そのまま帰っても良かったのだが上流域の様子が知りたい。
そこで林道歩いて上流域まで行くだけ行ってみることにした。
遡行する時間はないが入渓場所の確認だけでもしておこうと。
林道を歩きながら下を眺めると堰堤が見えた。
その周辺は渓相がかなり悪い。
人工要素丸出しで釣り師のやる気を削ぐロケーションだ。
林道は沢と付かず離れずの距離感でのクネクネ登り道だが舗装されているから歩きやすい。
ただ落石が酷く所々土砂崩れで崖が崩落してもいる。
林道は完全に放置されていて管理はされていないのだろう。
途中熊の糞を林道上に発見しゾッとした。
そう言えば登山道上にもあったっけ。
どんだけ熊が居るんだか。
いつ出会ってもおかしくない。
入渓場所はここかなと思えるチョロ川(堰堤付き)の横から崖を下った。
高さはかなりあるが、斜面はそれほど急ではないので下りれそうだった。
渓に下りるとこんな渓相。
大岩ゴロゴロで釜も多い。
魚が居そうな雰囲気はある。
この後釣りはせず直ぐに退渓した。
そして林道を2時間かけて歩いて車に戻りました。
歩行総距離は20kmだったが、そのほとんどは林道を歩いたもので実際の遡行距離は4km程度。
釣行中の疲労度は、体調にもよるかもしれないが黒桂河内川や保川ほどではなかった。
魚影の濃さも同様。
次は上流域を探索したい。
ゲートから入渓場所までめっちゃ歩くけどね。




















