川で使えるプラグ2

以前サイトで公開したドキュメントをそのまま引用しました。
7年くらい前かな、稚拙でちょっと恥ずかしいけど。
スプラッシャーのウッドモデルはずいぶん前に生産終了しているのですが、とてもとても思い入れがあるプラグです。
90UPを30本以上連れてきたその実績は個人的にナンバー1です。
沢山失くしたので今所有しているのは14cmモデルが1本だけ。
恐らくもう使わないでしょう。もったいなくてね。



<SPLASHER Wood Model 12cm or 14cm / Blue Island Tanaka lures>


トップは難しいという概念を捨てさせるプラグだと思う。
ビギナーに新しいスズキ釣りの楽しさを発見させ、エキスパートのわがままに応えるポテンシャルを持つプラグ。
キャスト着水後はベイトになってしまうプラグ。
アユゲームには欠かせないプラグの1つ。
大型のベイトを偏食しているスズキは意外とプラグに反応しないもの。
違和感を感じたら100%バイトしない。
胃袋の中にアユを一杯詰め込んでいる美食家のスズキ。
経験値が高く老獪な個体はフィーディングタイムが短い、しかも必死にキャストするアングラーをあざ笑うかのようにプラグを見切る。
何でもバイトしてくるアホなスズキもいる。そいつをイージーに釣るのも良いかもしれない。
僕は老獪なスズキを狙いたい。だってそいつはビッグフィッシュだから。
だからスプラッシャーを使う。
実績は半端じゃない。

    

僕の場合、ポイントでのファーストキャストはほとんどこのプラグ。
ポイントを見切る際の最後のキャストもやはりこのプラグ。

    


ビッグプラグではない。
ロッドを選ばないという意味では万人向き。
スローテーパーのロッドでも扱えるが、モデレートファーストが一番マッチすると思う。ギンギンに張りのあるビッグプラグジャーキングロッドではバイトゲームになってしまうかも。

    

トップだけど特別な技術は必要なし。
ピンポイント手前でのスロージャーク&ワンスプラッシュはアユゲームでとても有効。
必要以上にアクションさせない。

    

アクションで食わせるプラグではない。
当然ドリフトメソッドで真価を発揮する。
着水点からピンポイントまでのプラグの軌道をイメージしてからキャストしたい。

    


アングラーが全てをコントロールした釣りになる。
プラグが自己主張した釣りではない。
だから戦略が立て易い。
僕のスタイルを象徴するプラグを選ぶとしたらスプラッシャーしか考えられない。