Weekend Schedule

さて、いよいよ今週末に迫った『ドネアvsリゴンドウ』
世論はドネア有利のようですが、リゴンドウは相当難しい相手ですよ。
ドネアにとっても今回は試練になるような気がします。
主導権が二転三転するようなスリリングな試合を観たいですね。
何故かドネアがリゴンドウのカウンターを食ってダウンするシーンを想像してしまうのですが...


< BOXING >

  • ノニト・ドネア vs. ギジェルモ・リゴンドウ

  12 rounds - Junior featherweight division (for Donaire's WBO titles)


Guillermo Rigondeaux - Ricardo Cordoba

リゴンドウがダウンした試合ですが、出来は決して悪くないです。
自分よりはるかに大柄なコルドバに対して前半はプレッシャーをかけ続けて、ボディーブローでダウンを奪います。
相手のロングの右フックを外して左ストレートでわき腹を掠めつつ打ち抜くという高度なスキルに感心しました。これを打てるボクサーはなかなかいないと思います。
後半は完全なアウトボクシングコルドバを翻弄しています。客席からのブーイングなどお構いなし。勝利に徹するタフなメンタルを持っているのでしょう。
ディフェンススキルはほぼ完璧、フットワーク、ボディワークとも洗練されていて無駄な動きは皆無、スタミナ配分とかそういう次元ではないですね。
確かに手数は少ないですが、リゴンドウの場合そこにケチ付ける意味はないような気がします。
リゴンドウの持つ独特な勝負強さは、劣勢を跳ね返すガッツがあるというようなことではなく、相手を凌駕するオフェンスとディフェンスパフォーマンスを試合の中で確実に披露し、観客とジャッジに対して自分の力上位を印象付けて幕引きをする、そういうレベルのものだと思います。
ただ、ドネアのような本当の実力者に対して同じことができるかどうかは疑問です。
オリンピック連覇の実績と史上最強のアマチュアボクサーの評価のあったリゴンドウの真のポテンシャルをドネアが引き出すのかどうか。

予想は難しいですが、リゴンドウのディフェンス力を買いたいのとウィルフレド・バスケスJrが教科書的な戦い方をしてドネアを苦しめたことからリゴンドウの洗練されたスキルがドネアのそれを上回って勝利を手繰り寄せるような気がします。
リゴンドウが2〜3ポイント差で判定勝ちするのでは。



セビージャダービー楽しみです。緑のチームを当然応援します。
現在ベティスは同ポイントで6位のマラガと並んでいて、5位のバレンシアとは2ポイント差、4位のレアル・ソシエダとは4ポイント差です。
ペペ・メルも言っているように、チームの目標は欧州カップ出場権獲得ですから試合内容より勝ち点の獲得が大事です。とにかく勝てばいい。
期待しているのはそれだけ。泥臭く勝利して欲しい。
この試合は金曜開催なんですね。

< FOOT >

Liga

  • ベティス vs.セビージャ : Estadio Benito Villamarín — Sevilla