MITO QVにはカーナビが付いていた。
カロッツェリアのAVIC-MRZ099。
古いモデルで随分と更新もされていないナビ機能を使うつもりはない。
以前からそうしているようにスマホのGoogle Mapsアプリを使うから不都合はないからね。
問題はAV機能の方。
先ずCDを車内で聴かないのでプレーヤーは無用。
地デジが観れるがそんなもん車の中で観たことないし観たいとも思わない。
ラジオも聴かない。
ということで手持ちの音源を聴くためだけに使うのだが、その際はUSB入力かBluetooth接続かAUX入力の三択になる。
先ずUSBは当該機がFlac対応していないのでNG。
手持ちのジャズ音源の大半がFlac形式だからだ。
Bluetoothは手軽だし、対応ファイル形式を考慮しなくてい良いのだが理論上音質ダウンすることが解っているので気持ち的にNG。
消去法でAUX入力ということに。
で、AUX入力端子はどこにあるかというと、カーナビの裏側。
じゃあパネルを外してナビを引っ張り出せば良いということなのだが、これができなくて困った。
どういう仕組みで押し込んでいるのか結局解らず。
上の写真の状態で止まってしまった。
ネジ止めなら簡単だがそうではなくおそらくツメ的なもので引っ掛けて固定していると思われるが、どこをどうすれば?諦めて別の手を模索することにした。
グローブボックスを開けてみると、
「おっ、手をなんとか入れられる隙間がある」
スマホを押し込んでシャッター押したら、なんとカーナビの裏側が撮れている。
「もしかしてアクセスできる?」
が、微妙に無理。
AUX端子にブラインド接続できるほどの可動空間はない。
ただ可能性を見出したので適当な長さのAUXケーブルをポチった。
オーダーしてから気付いたのだが、普通のAUXケーブルは端子違いで使えない。
この延長ケーブルor変換ケーブルが必要。
つまりはこういうこと。やれやれ。
パーツが揃ったので早速AUX接続作業。
普通は差し込むだけなんだけどね。
当初はグローブボックスを取り外せば手をねじ込む空間が確保できると考えたのだが、
「まてよ、そこまでしなくても扉だけ外せればなんとかなるのでは?」
扉は爪で引っ掛けているだけなので、爪を外せば簡単に解放できる。
ただ力ずくで外すと爪が折れちゃうのでクリアファイルをかましながら慎重にやった。
うん、なんとかなりそう。
上の写真中央やや右側に黄色の穴が見えるのがAUX端子。
手を抉じ入れてなんとか差し込むことができた。
簡単ではなかったけど。
AUXの文字の上に挿さっているのがわかる。
変換ケーブルにAUXケーブルを繋げれば完了。
こんな単純なことやるのに時間と労力かかり過ぎ。
ちょっとイライラ。
やっとFlac音源をスマホに保存してカーナビAUX入力で聴けるようになった。
iPhoneへの音源保存に使ったアプリ。
当面はiPhone→AUX入力で運用するけど、近いうちにより高音質のウォークマンに変えようかなと。
ただ、ウォークマンって思いのほか高い。
わざわざ買うくらいならカーナビ変えた方が良いのでは?
脱着費用がね。ネックになるので踏ん切りがつかない。