少し前にやったことだがAV関係履歴として。
音楽鑑賞のプラットフォームをPCからApple TV 4Kに替えた。
今まではHDにCDリッピング音源(ほとんどがジャズ)を約1000タイトル入れていて、それをメインにPCオーディオ環境で聴いていた。
ドライブ中はウォークマン(音質が良いのとオフラインで聴けるから)だが音源はPCからダウンロードしていた。
だから僕のミュージックライフはPC環境で十分成り立っていたのだが音源集めに難ありだった。
CDを買うなりレンタルするのに手間とコストがかかり過ぎるのだ。
だから欲しい音源がなかなか入手できず、結局Spotifyで聴いたりしていた。
Apple Musicもそうだが、よほどマイナーな音源でない限り容易に欲しい楽曲(アルバム)が手に入る。
そして今年6月からサービス開始したApple Musicのロスレス配信が決め手になり環境を変えることにした次第。
手始めにHDMI音声分離器を入手し音声データをアンプ経由にした。
で、勢いでApple TV 4Kにグレードアップ。(それまではApple TV HD)
Apple Musicのロスレス配信に対応するだけのために代替えした。
この時点でPCオーディオにお別れする覚悟はできていた。
HDMI分離器にDAC機能はないのでPASSモードにしてデジタル出力(OPTICAL)し、
手持ちのDAC(FX-AUDIO DAC-XJ6)を経由してアンプ(FOSTEX AP20d)に繋いだ。
PCオーディオ環境からの引越しだ。
スピーカーはJBL Control 1 Pro。
古い個体だが素直な出音(ドンシャリ嫌い)でお気にだ。
住宅環境の問題で音量を十分上げて聴けないので高性能スピーカーは不要である。
ただ低音が貧弱なのでサブウーファーで補っている。
AP20dとリンクする入出力なのでアンプで低音ボリュームコントールできて都合良し。
サブウーファーのボリュームコントロールは案外むずいので助かる。
スタートセッティングはiPhoneを使ってサクッとできる。
問題はここから。
デフォルトではアンマッチな部分があるのでディテールを詰めていく。
先ずはApple Musicのロスレス配信に対応できるように設定を変える。
設定 → App → ミュージック → オーディオの品質(デフォルトは高音質)と進む。
で、ロスレスにチェック変更する。
Apple TV HDではこのボタンが現れなかった。
音質変更はこれでOK。
お次は画質変更だが、
当初この必要性に気付かず、デフォルトのまま違和感を持ちながら観ていた。
モニターが4K対応していないのだがHDR対応ではあるのでデフォルトの『1080pHDR』で良いのかなと当初は思い込んでいた。
ただ写真でもわかるようにこの設定だと色彩がとても薄くてぼんやり白けている。
モニターの方の設定を色々いじってみたのだがほとんど変化なく、諦めてしばらくはこの状態で動画を観ていた。
だが流石に視聴しづらさに我慢できなくなって再度設定変更を試みた。
設定 → ビデオとオーディオ → フォーマット → その他のフォーマットと進み。
『1080p SDR』にチェック変更。
ビデオとオーディオ → コンテンツに合わせる(デフォルトはオフ)と進み
ダイナミックレンジに合わせるとフレームレートに合わせるを共にオンに変更。
この設定に変更したら色彩が劇的に改善した。
5つ上の写真と比較すると色の濃さが全然違うのが写真でもわかる。
ディテール設定もこれで完了。
別に難しいことは何もないのだけどApple発信のインフォメーションが不足しているため当初はどうして良いかわからなかった。
まあちょっとググれば辿り着くのだが。
さてApple Musicのロスレスオーディオを聴いてみる。
インターフェイスはクールではない。
言語を英語にすると多少マシになるがSiriが使えなくなる。
再生ボタンの上にロスレスの表記あり。
音質の違いは正直わかりません(笑)
まあプラシーボ効果で気分的には上がるのでそれで良い。