マイミュージックライフの新しいプラットフォームであるApple TVオーディオ(勝手に命名)で使っているDAC(FX-AUDIO DAC-XJ6)のオペアンプを交換した。
低コストで出来るカスタムだし、一般的なようなので先人に右へ倣えで模倣。
DACメーカーのブログに展開図などあったので先に確認しておく。
デフォルトのオペアンプ『TI-BB製OPA2134PA』から『OPA627AU』に交換する。
パーツの価格差で判断すれのはあれだが、まあグレードアップと言えるのかな。
スピーカーとかアンプに気が行くとやばいので、この程度で気を紛らわしておかねば物欲の抑えが効かなくなるということも。
『OPA627AU』はDAC同様NFJの通販で入手。
ライセンス変更前のBurr-Brown社製のICを使っているとのことだが知識のない僕にはあまり刺さらない。
ただここまで推すからには何かあるのだろう(値段もオペアンプとしてはやや高価)と素人勘ぐりでこれにした。
「明らかな音質変化は期待していないがプラシーボ効果だけでは嫌」程度の期待値というかハードル設定。
モノは封筒で届いた。
中身はこれだけ。
一応プチプチで包んでいたけど。
交換作業をする。
直ぐ終わったし大げさなもんではないが。
先ず筐体全面のボルトを外す。
ボリュームつまみの後ろにあるのがオペアンプ。
指は入らないのでフィッシングプライヤーで引っこ抜いた。
専用工具があるようだが別にそれでなくても。
デフォルトのOPA2134PAとOPA627AUを並べてみる。
基盤でかっ。
OPA627AUを差し込んで終了。
作業自体は5分で終わる。
早速音出ししてみたが、違いがハッキリ。
簡潔に表現すれば、薄皮が剥けたように音像が明確になった。
音圧が一段階上がった印象もある。
良いのではないでしょうか。
現在のリスニング環境は所謂デスクトップオーディオではない。
デスクワーク中はBGMとして聴くだけなので(スピーカーと向き合わない)単に仕事部屋で音楽鳴っていれば良い。
逆にニアフィールドで音から逃げられない感じのデスクトップオーディオはミスマッチ。
好きな楽曲が始まったり気が向いたとき(気分が上がったとき)だけボリューム上げてマジ聴きする。
ディテールを確認しつつ気を張ってずっと聴き続けるのは結構怠かったりもする。
音質にシビアになり過ぎて純粋に楽曲を楽しめないのでは本末転倒だ。
緩め過ぎず締め過ぎず。
自分にとってちょうど良いスタンスで音楽を楽しみたい。
主役は楽曲であってオーディオではないのだから。
Apple TVオーディオはそういう意味でマッチしているように思う。
コスト的にもね。
これ大事。
Apple MusicにもSpotify同様サービスプレイリストがある。
作る手間が省ける以外に何のメリットもないと思って無視していたが、BGMとして流しっぱにしてみたら案外良かった。
数は少ないがミュージシャン毎のプレイリストが中々かなと。
ヘビロテしているカート・ローゼンウィンケルのやつ。
マイ・フェイバリットの一人ブラッド・メルダウ(ピーター・バラカンがファミリーネームのこの発音を強調していたので倣うことにする)だが他の人のリーダー作に参加しているものだけのプレイリスト。
こういうのは自分で作り難いのであると嬉しい。