写真はヨウスコウカワイルカ。
2006年以降目撃例がなく絶滅したとされている。
他にアマゾンカワイルカ、ボリビアカワイルカ、ラプラタカワイルカ、ガンジスカワイルカ、インダスカワイルカがいる。
嘴があるのが特徴で、一般的なイルカとの差異を示すとともに原始的な印象を持ちますね。
このカワイルカの動きをイメージしたプラグがSXR14改。
水の中でブレイクダンスしているような。
もちろんこの通りの動きを再現することはできないので、あくまでイメージね。
ルックス的にもズボッと太くて丸いボディ部や突き出たヘッド部がカワイルカっぽいし。
で、SXR14改を『カワイルカ』と命名。
同じラパラの『SubWalk15』
トゥイッチ後の小さな上下動中にゆらゆらするでしょ。
沈む時に揺れるという感じ。
このサイズ、ボリューム、形状だから出る動きなんですよね。
カワイルカはこれとは逆に沈んでから浮き上がるときゆらゆらするんです。
シンキングプラグとフローティングプラグの違いで逆になるわけ。
この“ゆらゆら”をプラスαの集魚要素に想定している。
難しいのは流れの中で“ゆらゆら”を出すこと。
動画ではターポンやマスキーを釣りまくっているけどほぼ止水なんですよね。
潮流くらいはあるでしょうけど。潮流と河の速い流れは違うので。
流れの中での揺らぎは、例えばジャーキングメソッドにおいてキモになるドリフトパートでの集魚効果と共通点があるように思うのですが、どうでしょう。
もちろん自発的なアクションはほぼ殺しています。
ロッドワーク前提のテクニカルなプラグを作る基本ですね。
トゥイッチやジャークやチャラ瀬の強い水流の中での抵抗変化によりアクションするよう設定。
プラグの自発的なアクションで食わすことを完全否定することからスタートして試行錯誤を重ねるとスズキ釣りの別の世界が見えますよ。
刺激が強いので後戻りできなくなるかもしれませんが。