Short time working part 2

 

文章が長くなってしまったので2回に分けた今秋のスズキ釣り後編。

今回は蘊蓄少なめで。

 

ハイシーズン中は雨がほとんど降らなかったのだが、僕にとっては好都合だった。

魚が大きく動かなかったしアユの流下傾向も読みやすかった。

カエルアングラーに出会うこともなくペースを乱されなかったこともある。

釣れた個体は全部居着きタイプだったと思う。

回遊タイプは望めない状況だった。

ベイト不足で遡上してこないのだから仕方ないね。

釣り味は回遊タイプの方がずっと良いのだけど。

 

 

TKWとK2F以外では唯一ハンマースリムで釣れた子。

昔はイージーに釣れる反則プラグだったが今では大して魚を連れてこない。

このプラグでもあんまり釣れないって何なん?

 

この子はTKWで。

TKWもK2Fもがまのスイミングシングルフックを装着している。

メリットはトゥイッチアクションへの好影響と異物感のニミマム化。

硬いショートロッドを使っていることからのバラし対策になっているがあまり重要視していない。

カバーやウィードを躊躇なく攻められること。

根掛かりしにくいということだが逆に沈み杭などに引っ掛けてしまうとがっちり入ってしまうので回収不能になってしまう。

それとプラグへのダメージ(フック傷)がトレブルと比較して少ない。

デメリットはトレブルと比較してやや初期掛かりが悪いことだが正直その実感はない。

ちゃんとバイトを拾ってくれている印象の方が強く、

「トレブルとあんま変わらないんじゃね」と思っている。

あと実感としてあるのは魚を回収する際に妙に引き重りを感じること。

掛かり方にもよるのだがフロントフックのみ掛かっている状態だと特にそう感じるかな。

大抵は両フックが掛かってくれるのでその場合は何も問題ない。

 

 

この子もTKWで。良型だった。

今秋は全般的にサイズが良く(と言っても70クラスがほとんど)近年小型化が顕著なホームリバーとしては異例だったのではないか。

 

 

この子はK2F142改で。

 

 

この子はTKWだったはず。プラグがよく見えない。

良型だった。

最小ダメージを考慮して魚には触れず水から出さないようにしているので写真は酷いものが多いしサイズ感も伝わらないだろうね。

 

 

この子はK2F122改で。

だいぶ渋くなり始めた頃で戦術を見直した成果。

122改と142改を使い分けつつ魚の反応を確認していた時期で、122改でないと反応されにくくなっていたので以後メインプラグを換えた。

水位が低く超クリアーウォーターコンディションだったこともある。

ただ122改は保険プラグという感じではない。

レア改的な使い方とはちょっと違う。

リアクションバイト誘発系?

変なタイミングで(予想できないという意味)食ってくる印象を持った。

 

 

この子もK2F122改で。

このカラーはお気にだが、視認性(人間の)がやや悪く、ローライトの状態で水面下のプラグの所在がはっきりしなくなる。

プラグが見えない釣りが好きではないので気になっていた。

 

 

この子もK2F122改で。アユの流下が寂しくなりバイトが遠のいていた時期に釣れてくれたが急激なサイズダウン。

「そろそろ終わりかな?今秋は前倒しだったな。」

そう思っていた。

 

 

シーズン末期を感じていたが、ブランクによる不調をすっかり脱してエンジンかかって止めれなかった。

よりシビアに現場に向き合い経験から得た引き出しをフル動員して魚を探索。

手を止めて川をじっくり観察したことでわずかな水面変化を読み取れるようになっていた。

で、一瞬の時合を逃さずに食わせることができた今秋一の良型。

K2F122改のピンクバックカラー。

真っ暗になると流石に見えないがローライト環境で偏光かけていてもプラグの軌跡を視認できるのでお気にだ。

ピンクバック好きだわ。

カラー違いにより釣れる釣れないという基準はもっていなくて、着水からピンまでの軌跡を目で追えるかどうか、プラス水色に違和感なく馴染むかどうか、その辺りでセレクトしている。

内水面遊漁環境の水生生物って大体生息地にマッチした保護色を纏っているでしょ。

そこに派手カラーでトイチックなプラグをぶち込むのはゴミを投げている感覚になってしまうから。

娯楽性とカラーは結びつけない。もっと他の部分でね。

 

 

現場で口ずさむことが多かったアニソン。

暗い河原を鹿臭に噎せながら藪漕ぎして駐車場所に戻るのがストレスなので気を紛らわすために(戻って仕事が待っているし)歌謡曲(死語)を歌いながら歩いている(笑) 

 

 

 

あとこれも好きで釣行中寂しくなると歌っている。

 

 

 

最近、明菜ちゃん再評価のムードがあるようで大したものである。

絶滅危惧種の昭和アイドル(歌で勝負しているという意)で唯一の生き残りかもね。

がんばって芸能活動しておじさん達を喜ばしてください。

日本のマリアンヌ・フェイスフルになれればと勝手に願望している。

デビュー時のエンジェルボイスからいろいろあって(笑)渋くてドスの効いた歌唱スタイルに変化していくとことかね。

あとギリギリでルックスを保てているとことか。