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 ギジェルモ・リゴンドウ vs リコ・ラモス

BOXING FIGHT REVIEWS

<2012年1月20日 米国ラスベガス WBAスーパーバンタム級タイトルマッチ>

キューバの元アマチュアスーパーエリート、リゴンドウのプロ9戦目。
下田からワンパンチKOでタイトルを獲ったラモスが相手でしたが1Rと6Rにダウンを奪う完勝でした。


リゴンドウのボクシングの長所は西岡のそれと類似点がありますね。
それはスムーズで無駄の少ない出入りのフットワークであり、左で相手のボディを良く狙う点であり、パンチのアングルの作り方の上手さなどです。
ただジャブはあくまで探り針程度の機能しか持って無い点も似ているかも。
リゴンドウの無駄打ちしなさは呆れるほどであり、もう少しアクションが多くてもいいのではと思ってしまいます。
例えば、日本やドイツやイギリスなどのスモールマーケットでメジャータイトルの防衛回数を重ねることに価値をおくようなキャリアを送るのなら文句を付ける筋合いは無いのですけど、リゴンドウの主戦場は本場アメリカのマーケットなのですから、ただ強いだけではなく客受けすることも今後は意識することになるのでは。
要はスタイル的に地味なんですよ。
この試合でもお互いフェイントを掛け合って手数が少ない時間帯が多すぎて、客が時折ブーイングしてました。
ドネアのようなハードヒッターではないのは承知なのですが、もう少しアクションの密度を上げないと客を呼ぶスターボクサーにはなれないのでないでしょうか。
今のスタイルを今後も継続するのか、それとも同郷のユリオリキス・ガンボアのように客受けを意識したスタイルに変化していくのか興味があるところです。