8速CXを組む <ブレーキ>


いよいよ最終工程、ブレーキのインストールです。
結果的にこの作業が一番時間がかかりました。半日潰しましたもの。

先ずはアウターケーブルの長さ合わせと取り付けです。これは簡単直ぐに終わりました。
モノはBLUE LUGの切り売りのヤツ。ちょい派手目のゴールドメッシュをチョイスしました。




インナーケーブルはシマノ。特にこだわり的なものがない場合はシマノを選択します。



カンチは悩んだ末にTRPの『EuroX』にしました。
ただチドリがちょい気に入らない。多分標準のこいつを使うことでMAXのポテンシャルになるのでしょうが、いもねじでチドリワイヤーを固定するタイプのためチドリのセンターポジション自動補正機能がないんですよね。手でチョイチョイとポジションを変えることもできないでしょう、ワイヤーが固定されてしまいますからね。
ビシッと設定が決まれば良いのですが、僕のようなカンチに不慣れな者にはちょっとハードルが高いんです。
で、ダイヤコンペ1242を使うことにしました。
こいつはチドリワイヤーを固定しないので自動センター出し(チョチョイと手で補正も含む)機能があるのが特徴。
しかも1個120円ですわ。
まあ、ルーズなことは効きが甘くなることも意味しますから諸刃の剣という感じですがね。




面倒なリアからやっつけました。正にやっつけたという表現通り、大苦戦してしまいました。
アウター受けが変なポジションにあるものだからそのままでは使えなかったのが原因。結局サーリーのケーブルハンガーを使い、アウター受けとケーブルハンガーを併用する形に落ち着きました。試行錯誤の末これです。
見た目はイマイチですがしょうがいないですね。機能的にはバッチリなので妥協できます。



ギリ直角という感じでしょうか。もうちょいチドリの位置を上にしたいところですが、ケーブルハンガーからの距離が詰まってしまうためこれで妥協したのです。動作的には問題がないので良いのではないでしょうか。
リアブレーキだけで2時間かかりましたよ。



次にフロント側。こちらは理想的なチドリの位置になっています。やはり効きはフロントの方が若干いいかな。若干ですけどね。



ブレーキシューのポジション合わせはそれほど難しくなかったです。リムにぺたっと合わさるまではいかないのがやや残念ですけど。

ブレーキのインストールが終わり、早速近所を試乗してきました。
ポジションは追々詰めていくとして、ハンドル周りだけ固めてしまおうと思います。
バーテープを巻いて終わりにしたいですからね。

それにしてもTRPのカンチの利き方は独特だな。ビタッと止まらないのですが、利かないわけではないという微妙な...