これで8速CXでなくなりました。
先ずはWレバーを取付けましたがこの時はダウンチューブの台座に不具合があることに気づいてません。
簡単な作業のはずでした。
インナー×ローにチェーンを入れ、インナープレートとチェーンの隙間を0.5mmに調整。
インナー側の調整が終わったらシフトワイヤーをディレーラーに固定。仮止め程度ですが。
ここまではなにも問題なし。
次にアウター×トップにチェーンを入れ、アウタープレートとチェーンの隙間を0.5mmに調整。
するはずでしたが上手くいかない。
シフトワイヤーのテンションとディレーラーのバネの強度のバランスが取れないのです。
バネ強度が強いためプレートがシートチューブ側に寄ってしまう。
元を辿ればWレバーがワイヤーテンションに負けて動いてしまうんですね。
台座にガチッとはまっていない。ぐらつくんです。
問題はシートチューブの台座。
この段階で気付きました。
またしてもフレームの不具合。
頼むぜ、SOMA!
ワイヤーテンションを変えたりレバーの取付け角度を変えたり試行錯誤しましたが、どうしてもチェーンとプレートが干渉してしまいます。
根本原因である台座をなんとかしなければフロントディレーラーは使えないという結論に達するのに時間はかかりませんでした。
さて、どうしたものか?
やや乱暴な方法ですが、台座を嵩上げしレバーがガチッとはまってぐらつかないようにすれば良いのでは。
そこでロッドビルディングで使ったテサテープを使うことに。
こんな感じでテープを巻き台座を嵩上げします。どの程度巻けば良いかわからず何度もやりなしましたがなんとか上手くいきました。
レバーと台座の接点に隙間がなくなり滑ったりぐらついたりしなくなりました。
やれやれ。
今度はバッチリです。というかこれが当たり前でありそんなに苦労するような作業ではないはずなんですけどね。
ダウンチューブに対して直角アングルにレバー位置がくるとチェーンがアウター側になります。
前側に少しレバーを倒すだけでインナーにシフトされます。
アウターに戻すときは若干レバーを手で押さえた状態をキープする感じ。ただレバー位置を変えるだけで手をすぐ離すととアウターにチェーンが乗らないことがあるようです。