Weekend Schedule

今週末注目しているスポーツイベント。

いよいよあのメガマッチが観れますね。アンダーカードも豪華です。


< BOXING >


  • Floyd Mayweather Jr vs. Saul Alvarez

12 rounds - Junior middleweight division (152-pound catchweight; for RING, WBC, WBA titles)

アルバレスは152を作ったんですね。ちょっと頬がこけているのが気になりますが明日までにどれくらい増やすのでしょうか?
アルバレスにとってフィジカルコンディションをMAXに持っていくことは勝利するための絶対条件。
そしてメイは150.5。
アルバレスの直近5試合のAgWtが153.9。
一方のメイは146.4。
アルバレスは−1.9、メイは+4.1。
コンディションを作るのにどちらが苦労したのかは明らかでしょう。
キャッチウェイトマッチを仕掛けたのはメイ陣営です。
これは十分ハンディキャップになると思いますよ。
コットがパッキャオとのキャッチウェイトマッチで失敗した例もあります。
ただコットとしてはパッキャオに負ける気はしなかったでしょうしパッキャオの実力をやや見縊っていた感がありました。
「そのくらいのハンディはやるよ」てなもんでしょうか。
何が言いたいのかというと、リングに上がる前から既にメイのペースで進んでいるということ。
メイは表向きの不遜な態度とは違い慎重で細心のリスクマネジメントをするキャラクターです。
ボクサーメイウェザー最大の付加価値であろう不敗レコードを守るためには何だってやるでしょう。
ダーティーテクニックしかり、キャッチウェイトしかりです。
僕はアルバレスが契約ウェイトをオーバーするつもりだと内心期待していました。
みすみすメイにハンディをくれてやるようなことはしないのではないかと。
真面目でしたね。カネロは。自信の裏返しと取ることにしましょう。

で、カネロの戦略ですが、おそらくフルラウンド戦うことになるでしょうからそれを前提に、序盤、中盤、終盤と行程を分けて戦術を変えていくのが良いと思います。
メイからポイントを奪うためには、より多く有効打を当てるか、明白な攻勢(手数を多く出しアグレッシブな姿勢を印象付ける)を継続するか、一発を当てて効かせるか、大雑把に言えばその3つがあります。
僕は最後の一発狙いが有効ではないかと思っています。
まずアルバレスにノンストップアタックをするスタミナはないでしょう。インファイトもそんなに得意な印象はありません。したがって2番目はなし。
そしてまともに攻防をメイと競い合ったら、おそらくアドバンテージを取るのは難しいでしょう。カネロにとって。
消去法で残るのが3番目の一発狙いです。
普通はダメな戦略なんです。でも相手は難攻不落、ブーイングやモラルなどお構いなし勝つためには何でもやるメイウェザー
ギャンブルする価値はあるのではないかと。
そしてどの段階で一発を決めるのが良いのか。理想は序盤ですが、確率は極めて低いでしょう。
終盤ではポイント差がついている可能性が高いので時既に遅しになってしまいそう。
ですから中盤、5〜8ラウンドに決めたいです。正にトラウト戦のように。
序盤は捨てラウンドで良い。とにかくメイのパンチをよけまくりダメージを蓄積しないこと。
そしてメイを引きつけるだけ引きつけること。メイがラフに攻撃することはないでしょうが、どんなボクサーでも隙は必ずありますから、一発を捩じ込むアングルとタイミングを見極めることを怠らないこと。
そして中盤に勝負をかける。ダウンを取りたいですね。
メイは倒されまいとして恥も外聞もなくホールドを繰り返してダメージの回復を図るでしょう。
だから倒すのは難しい。
いいんですやらしとけば。
ジャッジの印象は悪くなりますから。
そして終盤はアウトボクシングに移行。メイに前に出させカウンター狙い(彼がカウンターを食うところを見てみたい)。
チャンスが有れば倒しに行く。
「絵に描いた餅」では?と言われそうですが、僕は他にカネロが勝つシナリオが想像できません。
過去ワンパンチで劣勢を逆転して試合に勝利した例は結構ありますよ。
カネロのディフェンス力がキーになるかもしれません。
メイをよりオフェンシブにさせるという意味でね。
つまり隙が生まれやすくなるということ。





  • Danny Garcia vs.Lucas Matthysse

12 rounds - Junior welterweight division (for Garcia's RING, WBC, WBA titles)


140ポンドクラス最強と見られているマティセがダニー・ガルシアを粉砕する。と多くのボクシングファンは予想しているのかな。
僕はそうならないと思っています。確かにマティセのパンチングパワーは桁外れですが、ちょっと打倒意識過剰で力みすぎているのではないかと。
倒し屋の看板を背負わされて無理しているように思えてしょうがないんですよね。
本来そんなに力んだボクシングではなかったはず。
ガルシアがマティセの強打を過剰に恐れて及び腰になれば、誰もが予想する結果になると思いますが、落ち着いてオフェンスを受け止めることが出来ればラフなマティセの隙をついて逆に強打を打ち込むのではないでしょうか。
クロスファイトになりそうですが、僅差でガルシアが勝利にクリンチすると予想します。
 

< FOOT >

Liga

SerieA