現状、全15支流のうち釣行できたのは11。
その内条件クリアしたのは6。
うーん、まだ半分いっていないのか。
しかも残りはアテンドしたことがない支流だけだ。
これからはキツい現場が続くことになる。
昨日初めて訪れた支流は街中を流れる川で里川でもなければ渓流でもない、まあ言ってしまえばドブ川である。
本流に合流する地点も他の支流に比べてずっと下流域に位置しているから当然のようにガン無視していた。
支流ラリーをやっていなければ釣行することはなかっただろう。
中流域に合流する2つの支流は試練になるだろうなと予想していたのだが。
いつものように5時に現場着。
駐車場所の確保は楽だった。
ウィークデーの半日釣行故リサーチだけで終わる覚悟で段取りをイメージ。
エントリー地点から500m遡行すると川が2又に別かれ川名が変わる。
この川は解禁前放流をしているから抜かれずに残っている個体が運良く掛かってくれればと思いつつ分岐点までチェックしていく。
水質はあまり良くない。
予想していたよりはマシだったが。
そして魚はいることはいた。
ただチビばかりでややスレ気味。
瀬には付いていなくて深場に固まっている感じ。
魚影を確認できたが釣果がないまま分岐点まできてしまった。
2又に別れる上流側は遠目にも堰堤が短い間隔で続いており雰囲気的には芳しくないがやや水量の多い方を選択して本格的に遡行を開始した。
上流に上がっていくと水質が徐々に良くなり、田んぼの中を流れる里川の雰囲気に変わっていき魚影もはっきり確認できるようになっていった。
「結構魚居るな。」
放流しているのだから当たり前だが。
ただメチャクチャ遡行しにくい。
堰堤がやたら多く、しかも超えにくい。
両岸とも護岸でびっちりと固められていて高さもあるからだ。
登れない、回れない。
上流には進めないので一旦下流に下り、石積みの足場を確保できる護岸を探して登ってから上流に向けて河岸を藪漕ぎして堰堤をなんとかクリア。それの繰り返し。
藪漕ぎが結構ヘビーだったが、この遡行しにくさが障壁となって人を遠ざけているのかもしれない。
それでも足跡はあったので来る人は居るようだ。
下流部と違ってプラグへの反応は良かった。
瀬でもなく落ち込みでもなく、ちょっと付き場が読みにくかったが。
サイズ的には15~17cmという感じで自然繁殖した個体だろうか。
数をクリアするのに時間はかからなかった。
次来る機会があれば数釣りできそう。ただ堰堤が…
CD3をほぼ付けっぱ。
タイニースポットが多い現場では使いやすいので。
なんとかサイズもクリア。
ギリだけどね。
飽きない程度に釣れるのでつ抜けできそうだったが。
この子を最後に川からの反応が消えた。
急にひどい濁りが入り出したのだ。
やれやれ、いつもこのパターンで終わるんだよな。
一旦退渓し見にいくと上流で工事していた。
川の中に重機が入っているのを見て諦めた。
工事現場の上流側も一応チェックしたが魚影は確認できず。
上流域は川底に土砂が溜まっていて雰囲気がよろしくない。
この川は中流域に魚が集中しているのがわかったが、遡行がスムーズにできないためストレスは感じる。
今回条件1発クリアできたので今期はもう来ないと思うが、自宅から30分程度でアクセスでき、移動に費やす時間が他の支流に比べて短いことは魅力だ。