そろそろ釣りに行きたくなったのでL275Vにロッドホルダーを付けた。
例によって自家製で低コスト。
麻紐と突っ張り棒と結束バンドだけで作ったので500円かからなかった。
見栄えはともかく使い勝手は悪くないので当分これで運用するつもり。
で、今シーズン初釣行に行ってきた。
咋シーズン全ての支流を回ったおかげで自分の足を使って得たフィールド情報は一気に増えたため選択肢は多いのだが、わざわざ釣果があまり期待できない規模大きめの支流を初釣行に選んだ。
現場に着くと唖然とするほど減水していたし相当状態が悪い。
「あまり釣れないどころか魚影を確認できないレベルかも。」
嫌な予感があたり結局ノーバイトに終わったため釣果的なトピックなし。
丸一日何もないというのも逆に凄い。
まあそれでも久しぶりの釣りだったので楽しかったけどね。
釣れない時ほどランチが美味い。
朝、吉牛(牛皿)を持ち帰りで買ってスープジャーに入れていたから冷めてはいない。
温度を保つためにつゆだくだくでオーダーするのがポイント。
やげん堀の七味をかければもう最高ですよ。
今回何故釣れない支流を選んだのか?
この支流は低地を流れていて高低差が少なく本流の枝分かれ支流のさらに枝分かれ支流というロケーションで川幅も結構ある。
だから渓流ではないし里川でもない。
そして集落も隣接していないので(ポツポツと民家はあるが)生活排水の流れ込みはない。
だから水質が比較的よく、アユも遡上してきて居ついていたりする。
堰堤も少ない。
そして昔は遡上マスが釣れるほどいたらしい。
釣り師からの情報だったら信用しないが地元の老人と駄弁っていた時に耳にしたことなので、まあ本当だろう。
今でも遡上しているかは定かでないがロマンはあるではないですか。
数釣りはまったく期待できないが型が良いのは確かで、見た目も銀毛化していてカッコ良い個体が釣れたりもする。
そういう意味では本流っぽいのだが、長さが5kmくらいしかないのでロケーションを俯瞰で掴みやすく、遡行は無理だが隙間なくランガンすることは可能だ。
車も止めやすい。
他のアングラーも居ない。(釣れないからね)
ロマンチックな川で他人を気にせずに大らかに釣りするのも悪くない。
だから今シーズンはこの川で何か起こしたいと思っていてそのために数は期待できなくてもキー河川の一つと捉えて足を運ぶつもりなのだ。
何もなく終わる可能性も十分あるが。
そうであれば長期的に考えれば良い。
戦術的にはトップの釣りを成立させることが目標。
フィールド開拓に関しては奥行きとミステリアスな部分がないとつまらないし、
釣りやすいからといって小渓流ではすぐ飽きちゃう。
昨シーズンとは違うストーリーを描いているので魚を見る回数は激減するかも。
それとこいつだ。
CD3は僕にとっては保険的な位置付けなんだけど。
あまりにもリップが壊れやすい。
岩にヒットすると壊れるか捥げるかする。
釣行3回くらいで逝ってしまうので流石に嫌気がさしてきた。
お前が下手なだけだろうと言われればそれまでなんだが。
一方この子のタフネスは凄いよ。
何度も岩にぶつけたが全然平気。
壊れないというのは渓流釣りにおいては大きなメリットだと思う。
小場所(小さなプールとか)でちょっと使いにくいのが難点だが。
瀬釣りではCD3より活躍するが水温が上がるまでは瀬は厳しいかな。
NPRのtiny deskにスティング登場。
やっぱりやるのねの“イングリッシュマン・イン・ニューヨーク”が聴ける。