渓流釣りの装備に神経質になり出したらキリがない。
自分の釣行スタイルにあったものにすれば良いのだが、一番の悩みどころはバッグだろう。
小容量のバックパックが自分に合っていると思い使っていたが、ルアーケースを取り出したいときなどのアクセスにネガを感じるようになった。
遡行中に川の中でバックをゴソゴソやるのは危険だからだ。
中身を誤って落としたらそのまま流されてバイバイだし、そのリスクは決して低くない。
そこでもっとアクセスしやすい(使い勝手の良い)バッグに変えることにした。
僕は現場に持って行く荷物が少ない。
ロッド、ネットなどのタックル以外では、
小型のルアーケース2つ、
リーダー類、
小型のスプリットリングオープナーなどの小物類、
フックやスプリットリングをまとめたケース、
補給食、
虫除けスプレー、
それとスマホ。
それだけだ。
現場によっては熊避けも必要かなと思っているが準備はまだしていない。
「熊出没」看板出ているんだけどね。
実際に目撃したことがないので実感が湧かないのだろう。
先日の釣行中に山の中で会ったハイカーが熊鈴つけていたのを見て以来気にはなっているのだが。
熊避けはアレとして荷物が極端に少ないのは確かなので大容量のバッグは必要ない。
スリングバックなど過去色々なタイプのバッグを試してきたのだが、どれもイマイチ自分にフィットしなかったため選択肢は限られてしまっている。
で今回選んだのはシンプルなウエストパック。
このカテゴリーのアイコン的な存在であるグレゴリーのテールメイトSをチョイスした。
ちと古い記事だが、
アクセスのしやすさにフォーカスしていることに好感を持った。
ウエストパックにしては高価なので今まで手を出さなかったが、確かに使い勝手が良さそうだ。
容量も8Lと僕的にジャストサイズ。
特別釣り向きの機能はないが、逆に汎用性が高いようにも思えた。
頑丈そうでもある。
前述したが、最も求めている機能はアクセスの良さだ。
使い方は、腰に巻くのではなく襷掛けにして背負うことになる。
その状態で中身を取り出したい時は前面に回してからジッパーを開けてアクセスする。
この一連の動作がシンプルでスムーズなのだ。
以前のバックパックと比較すると尚更そう感じる。
少ない動作とストレスでパッと中身を取り出せる。
良いのではないでしょうか。
当分はテールメイトSで運用しようと思う。
色の選択肢が多くて迷ったが、コーデュラバリスティックブラックにした。
ロゴが目立たなくて良い。
パンパンに物を入れるとダサいので多少中身に余裕がある方がスマートだと思う。
その方が物を取り出しやすいこともあるしね。
僕の持ち物量ならちょうど良し。
ちょっとだけカスタムしていて、
前面にスマホ用のポーチ(よりアクセスのスピードを重視して)と簡易な肩パッドを取り付けている。
それと組合員章をぶら下げるためのDリングを一つ。
体と接する背面部にはパッドが入っており、表面はメッシュ素材なので使用上ストレス緩和の工夫がされているのがわかる。