ようやく水抜きが完了したのでフィードシャロー155+の改造の詰めを。
そもそもこのプラグをチョイスした理由はボディの長さにある。
棒のように形状に変化の少ないロングボディ。
これがポイントね。
それは同時にウェイトの可動域が長いということ。
そしてウェイトの数が多い。
求めていたのは正にそれ。
条件に当てはまるプラグはこれしか見つけられなかった。
上の写真は逆光で見辛いが、重心移動タングステンウェイトが4つも入っているのがわかる。
ヘッド部とテール部にもカウンターウェイトが仕込まれているのだがそれも固定されていなくて可動する仕組み。
この可動するウェイトというのは大変重要なのだ。
カウンターウェイトはさておき4つのタングステンウェイトがランダムに前後に動くことで何が得られるか?
着水直後〜ラインテンションが弱い状態ならば上の姿勢に。
ラインテンションが強くなるとウェイトが前に移動して上の姿勢に。
単純な浮き姿勢はほぼ水平なのだが、背部が丸みを帯びた形状なので水流抵抗を受けると前下がりになる。
更に4つのウェイトが同時に前後移動するのではなくラインテンションに応じて1つ〜4つがランダムに移動するからプラグの傾き角度、姿勢は微妙に変化する。
ロッドワーク(トゥイッチ)で姿勢を変化させたいのだ。
プラグのオートマティックなアクションなんてどうでも良い。
というかいらない。
スイムテストの結果は既に良好。
思った通りのダイビングポッパーが出来たと思う。
前下がり、後ろ下がりを自在に演出できるのがキモね。
デフォルトウェイトは31gだがスローフローティング設定なので使いづらく、
フックサイズで調整して30gにしたら丁度良い感じ。
ほぼノーアクションで姿勢だけ変わることからシーソーと命名。
まあ、このプラグをホームリバーで本格的に試せるのは10ヶ月後だけど。