
曇り空のやや肌寒いコンディションの中ホームリバー水系のお隣の漁協管轄河川上流部に釣行してきた。
ホームで行きたい現場が特になかったこと、
ひと月前に遡行しチェックした際まあまあの魚影を確認していたため釣果的に楽観視することができたこと、
それらの理由でこの現場をチョイスした。
最近は飽きもあって現場選びに難儀している。
少し寒いかなと思いつつ(早朝の気温は15℃)ウェットスタイルで遡行した。
前回失敗した反省を踏まえて今回は上着をガッツリ重ね着していたから寒さは感じなかった。
そう上半身に寒気が来るとヤバいので対策しておけば大丈夫なのだ。
遡行中暑くなったらレイヤーを少なくしていけば良い。

気温のせいか朝方の渓魚の活性は極めて低く中々食ってこなかった。
渋い状況を察してからはバギースピナーのアゲハカラーを使ったが、全く見えん。
視認性の高いカラーですら見えない(周囲が薄暗いため)のだから当然だったが。
まるで夜釣りのような暗さで(木が川を覆っているため)足元すらはっきりしない状況。

手前に木の枝があるのが見えずに間抜けな写真撮っている。
どれほど暗くて景色が見えていないかが分かるだろう。
流れの中が全く見えないと渓流釣りは面白くない。
そもそも遡行自体が危険だ。
渡川も水中が見えないので恐々やらねばならない。

釣れる個体もチビばかり(前回もそうだったが)
あまり面白くないなと気分が上がらないまま遡行を続けた。

写真ではそこそこ明るく見えているがストロボ焚かれてこれだから。
実際にはもっと暗くて渓相は陰鬱に映った。

川の中が暗くて何も見えないのは木が覆っているからだけではなく空模様のせい。
山の上での渓流釣りは薄暗いとエンタメ性がグッと落ちると今更ながら思い知らされた。
ルアー見えないと何も楽しくない。
釣れるかどうかの問題ではないと思う。
魚影もほぼ見えないのでアプローチが正しいのかすら分からないままキャストし続けなければならない。

渓相の良いエリアなのだが天気のせいで台無しであった。
ただただ薄暗くて怖かったとしか言えない。
釣り目的じゃなかったら絶対来ないね。

チビばかりだが結果的に数は出た。
こんな状況でもある程度釣れるくらい魚影は濃いようだ。
ただ面白くないので早めに退渓した。
足元が怪しかったので落水する前に終わりたかったということもあった。
予定していた退渓場所より大分手前で気持ちが切れて終了。
早めに車に戻った。
時計を見るとまだ10時。
さてどうしよう。
ここから車で45分くらいの場所に気になっているマイナー河川がある。
管轄漁協はないはずだから魚券を買う必要もないし行ってみるか。
帰りが遠くなってしまうので時間が心配だがその気になった時に行かないと多分ずっと行くことはない。
山の中の現場ではないのでサイトフィッシングも可能だろう。
さっきまでの暗くて川の中が見えない釣りに辟易していたこともあり見える釣りをしたくて行くことにした。

現場に着き入渓してみると意外に渓相が悪くない。
まあ良くもないのだが、渓魚が居そうな雰囲気はあった。
ただ水質があまり良くない。
多分周辺に集落があるためだろう。

瀬と開きが交互にある渓相だったが、瀬には魚影皆無。
写真のようなエリアでポツポツと追いがある。

入渓から小一時間後にやっとチビが食った。
朱点が確認できるのでアマゴだがネイティブなのかは分からない。
放流魚っぽいな。
渓魚釣りマニア同志が放流しているのかもしれない。

ただ魚影は当然ながら薄い。
バギースピナーだから何とか魚が見れているが、ミノーでは厳しいだろう。

車道が並行してして走っており崖も低いため入退渓はイージーだった。
川が周辺の集落で生活利用(農業も)されまくっているため渓相に趣はない。
渓魚釣りを楽しめる川かどうかと言えば、
うーん、微妙。
ただ河川の全体像を知らないこともあり判断できない。

僕が遡行した現場は中流域のみだが、集落のない上流域は多分状況が違うだろう。
気になったが時間切れ(帰りが遠いためズルズルやるわけには)になり退渓した。
上流を確認したいこともあるのでまた日をおいて来るかもしれない。
ただちょっと遠いのがネックだが。

退渓間際にパタパタとチビが釣れた。
上流に行くにつれて少しずつ魚影を確認できるようになったのでやはり上流が気になる。
今回は他の現場とのダブルヘッダーで時間が取れなかったが次回来るときは終日遡行してもっとこの川を知ろうと思う。
来ることがあればだが。