先週末の渓流釣行でネットを失くしてしまったのでおNEWをポチ買いした。
前と同じダイワだが渓流ダモではなくワンタッチランディングネットの方。
尻手がついてないと失くすわ。
その反省から。
収納状態が薄くコンパクトで良い。
身につけたときに嵩張らないので遡行中に余計なストレスを感じずにすみそう。
収納バックのサイドと底がメッシュになっていて水切れが良さも期待できる。
折りたたんだ状態のボリュームが少ない(広がりにくい)からコンパクトに収納できる。
がっちり固定されるといざ使うとき開きにくくて慌てるのだが、その心配はなさそうだ。
一振りで「バッ」と広がる。
渓流ダモと1Kくらいしか価格差がないので最初からこっちにすれば良かった。
ロッドを新調した理由は前回書いたけど、きっかけは瀬釣りでの使い勝手をより求めるようになったこと。
瀬釣りに限定するならば、ロッドのレングスは5フィート10インチいや6フィートくらいがちょうど良いかもしれない。
ベイトフィネスマーケティングが始まってから渓流ベイトロッドは4フィート半くらいがスタンダード化しているようだが、瀬釣りにはあまり向かないと思う。
ロングロッド(便宜上)が瀬でなぜ良いかというと、先ずブッシュや岩などのキャストの邪魔になる障害物が立ち位置の周囲にないのでキャスティングに無理がないことが前提。
その上で遠投しやすいので遠目からアプローチできること。(アングラーの身を隠す障害物がない上にどシャロー故に魚に気取られやすいからできるだけ離れた方が良い)
そしてこれが一番重要なのだが、プラグの着水から回収、ピックアップまでの工程でアングルを付けやすい、ラインメンディングしやすい、つまりライン(ハリス)をできるだけ水面上に位置させやすいのだ。
当然余計なプレッシャーを与えずターゲットを騙しやすくするためだ。
渓魚はどこに付いているか特定しにくいので最初から最後まで神経質になる必要があるしね。
スズキなら流れの中のどこに定位しているか大体わかる。
8割以上の確率で狙って食わせることができる。
渓魚はわかりにくい。
流芯があたる大岩の抉れのようにそこしかないでしょというケース以外ピンを特定するのが難しく、変にヤマをかけない方が良かったりもする。
瀬は特にわかりにくい。
どういう瀬に付きやすいかぐらいはわかるようになってきたが。
ただ6フィートもあると渓全般では使いにくくなってしまうので5フィートくらいが妥協点になる。
渓流ロッドのようにライトアクションでショートレングスだと10cm(4インチ)の差で使い勝手が大きく変わるので4フィート半と5フィートでは別物なのだ。
瀬釣りではフローティングのプラグを使うことができる。
ミノーのリップの役目は水を掴んで自発的なアクションを起こすことであり潜らせることではない。
それと水を掴むことで流れへの同期をはかる。
シンキングプラグの方が同期しやすいのだが、比重の少ないデメを水掴みで補うイメージかな。
ウェイトを貼ってスローフローティング〜サスペンド設定にはしているけどシンキングに比べるとどうしても流下が速く流れに同期しにくいからね。
だからリップは必ず必要で、トップウォータープラグが機能しない理由でもある。
トップに関してはランダムなダイビングをどの程度の割合で入れれば渓魚の気を惹くのかを検証中だが稚拙なアプローチばかりで光明は見えない。
もしかしたらダイビングよりも水面付近での派手な平打ちを集魚要素として強調した方がレンジの壁を破れるかもしれないが、まあ渓魚の反応を確認しつつ試行錯誤していくつもり。
闇雲にペンシルなどを放ってもほとんど意味がないような感じなので先ずはフローティングミノーから段階を踏んで。
「トップで釣る」ことではなく 「トップで釣れるようになる」ことが目的なので偶発性はいらないのだ。
「どんな条件の時にどうアプローチしたら上に出るのか」
サンプルをできるだけ多く集めることで確認したいことはそれだ。
今は釣るだけである程度の満足感を得られているが、そのうち飽きるので自分が本当に楽しめる遊び方を見つけていかないと長続きしない。僕の場合。
瀬がトップウォーターゲームのメインエリアになるであろうことは間違いない。
そこで試行錯誤していれば何かが見えてくるのではないかと期待している。
支流ラリー6週目のウィークデーに本流中流域に流入する支流に釣行した。
ガン無視どころか放流していることも調べるまで知らなかったので当然初釣行。
チャレンジングな支流の一つで出発前はちょっと気が重かった。
低山地帯を流れる支流は渓流釣りの趣はない。
アングラーはいないので穴場かというと、うーん、魚影が微妙だ。
魚がスレていないのは確かだが。
入渓地点。
ここから1kmくらい遡行した。
途中からボサ川エリアになり、まともにロッドを振れなくて難儀した。
フリップとピッチングでしのいだ感じ。
ヘビーなブッシュの下に魚がいることが多く、そこから引きずり出すか強引にプラグを送り込むかの選択になる。
ロッドは早く慣れたいこともあって5フィート超のテンリュウをチョイスしたが、明らかにミスマッチ。
投げづらいことはさておき、手前で掛けることがほとんどなのでバラしまくり。
スーパーショートグラスロッドの鱒レンジャーを持ってこなかったことを激しく後悔した。
まあこの川の特徴をまったく把握していなかったからね。
ボサボサエリアに入る前はタックル選択ミスの影響がなかった。
エントリーした場所ですぐに釣れた。
プラグはザウルスのブラウニートラン。
間をおかずにまあまあサイズが。
これもブラウニートランで。
瀬以外でもフローティングプラグを試している。
よく太っていてニジマスのような体型の子だった。
開始30分でサイズもクリアできたので今日はイージーだとこの時点では楽観していたのだが。
その後は続かず。
掛けてはバラしを繰り返しあと1本が結局出なかった。
鱒レンジャーだったら7、8本は獲れていたかもしれない。