エマニュエル・スチュワード

先月、名トレーナーのエマニュエル・スチュワードが亡くなりました。68歳。
クロンクジムのオーナートレーナーとして多くのメジャータイトルホルダーを生み出し、名トレーナーとしての不動の地位を築き上げました。
後年はスターボクサーに乞われてパートタイム的にトレーナーをすることも多かったですね。
チャベスデラホーヤ、レノックス・ルイス、クリチコハメド、コットなど。
ただ印象深いのはクロンクジムでケンティやハーンズやマックローリーなどのデトロイトスタイルの長身ボクサーファイターを続々と世に出していた時ですかね。
全階級を制覇するのではないかという勢いがありました。
ロビンソンスタイルを発展させた独自のスタイルを構築しましたが普遍性はなかったですね。
ハーンズが対レナード第1戦とハグラー戦で敗戦した後スタイルの後継者が現れなくなったように思います。

死亡記事を目にしてから大分日が経ちましたが追悼の意を表したいと思います。
スチュワードが最初に育てた世界チャンピオンのヒルマー・ケンティの動画を貼っておきます。
合掌。