Weekend Schedule

 

今週末行われるスポーツイベントで注目しているもの。

 

ゴロフキン-村田はコロナ禍で延期されてしまった影響か、Amazon prime配信の影響か、ゴロフキンが日本のライトなスポファン層にそこまで知名度がないためか、イマイチ盛り上がっていないような。

まあ日本ではテレビ無料放送の恩恵が今だに大きいということか。

特にプロモーションにおいては。

さっき確認したらチケットまだ普通に買える。

まあ高額だから簡単には捌けないのだ。

「ゴロフキン見たいな」

一瞬生観戦の誘惑に駆られたが、資格試験を控える身故娯楽全般我慢状態なので(釣りすら)無理か。

勝敗や展開予想はできなくもないけどあまり意味ないかな。

ゴロフキンはファイタータイプの倒し屋でオフェンシブなスタイルを貫く。

そのことに美学を持っている感もあり(確固たるプライドか)村田相手に特別なゲームプランは持たないだろう。

オフェンシブ故時に(全盛期ですら)空回りするシーンを垣間見せた。

戦術家タイプではなく自信のスタイルをごり押しするのがほぼほぼわかっている。

彼のプレスはカネロレベルのディフェンススキルがないと中々かわせない。

だから皆ズレようとするのだが、ジャブを有効に使うため結局かわしきれなくなる。

ゴロフキンはファイタータイプがジャブを突く有効性をわかりやすく証明している。

カウンターを貰わない、相手を下がらせる(有効にプレッシャーをかけて)コンビネーション発動の切欠にできるなどなど、メリットしかないのである。

村田は割と戦術に柔軟性があるタイプだし、ゴロフキンほどではないにしろ頑強なフィジカルを持ち、ゴロフキンより大柄な体躯がある。

ゴロフキン相手にペースを取るのは難しいだろうが、はめ込まれてしまったら退路を絶たれるまでカウントダウン状態に陥ってしまう。

コンディションの良いゴロフキンが現れることを想定すると躱す戦術を持っていないと多分試合にならない。

カネロがゴロフキンに勝つことができたのはディフェンスが上手かったから。

好き嫌いは別にカネロとかホプキンスのリスクマネジメント手法を参考にすべきだろう。

彼らはリングの上では常に自分を守ることに良い意味で注意を払いつづけていられる。

ゴロフキン相手にガチの打ち合いをする必要はない。

「塩試合でも勝てば良い」

それくらいのマインドセットで良いのはないか。

 

56年前、ファイティング原田がエデル・ジョフレを破った試合を貼っておく。

意味は特にない。

何度観ても心動かされる試合だ。

ボクシング史に名前を鮮明に刻むためにはこういう戦果が必要だ。

試合前、原田に対してネガティブな予想をする人が多かった。

黄金のバンタム、ジョフレの評価が極めて高かったからだ。

原田に対してハードヒッターの評価はないが、それは手数が抜群に出るから一発のパンチングパワーを推し測りにくいからだ。

実際には力の込め方にメリハリがあり、ここぞというタイミングで放たれるパンチにはかなりパワーがある。

ジョフレも試合中こう思ったはずだ。

「あれっ!こいつ意外とパンチがある」

勿論パンチングパワーだけ比較したらジョフレの方が上だろう。

でもこの試合で有効なパンチをより当てていたのは原田の方だ。

スピードで上回り(そこでアドバンテージを取り)ジョフレの脇腹に有効なパンチを決めた。

ゲームプランで上回ったのではないが、スピードアドバンテージと間隔の短いリズムで間隙を突くことに成功したのが勝因だろう。

勝つ要素が明確だったということだ。

パンチがありスキルも高いがあまりスピードのない(リズム感も乏しい)ジョフレの特徴を逆手に取った(相性が良かったとも)ので勝てたのだ。

アルゲリョがプレイアーに屈した理由もほぼ同じだ。

 

 

 

Boxing

San Antonio, Texas

Ryan Garcia vs. Emmanuel Tagoe

12 rounds – lightweights 

f:id:duran3616:20220407152723j:plain

 

Saitama, Japan

Gennadiy Golovkin vs. Ryota Murata

12 rounds – middleweights (for Golovkin’s IBF and Murata’s WBA titles)  

f:id:duran3616:20220407152824j:plain

 

イタリアダービーは残念だった。

インテルにとっては大きな勝利(スクデットへの希望を繋いだ)ユーベにとっては若干尻に火がついた敗戦(好調ローマが迫ってきている)内容はそれほど悪くなかったけど不可解なPKを与えてしまったことで代償を払った形か。

VARの悪い側面が出たように思う。

インテルのプレーヤーに必死にアピールされて審判がモニター見に行ったらもうアウトだ。

「ない」という判断をしにくいので滑稽なファールシチュエーションを肯定することになる。

コンタクトスポーツのサッカーは相手の体に触れるのが当たり前だし、ペナルティエリア内では急にアタッカーの足腰弱くなってコケだすよね(笑)

触られたら倒れろみたいなコンセンサスでもあるのかしら。

VAR導入により演技力を磨きだしたプレーヤーが多いこと多いこと。

シュミレーション判定一発退場くらいの厳罰を意識させないと今後この傾向に拍車がかかってしまう。

推しチームのプレーヤーがやっているのを見るのも嫌だもの。

なんとかしてほしいものだ。

子供が当たり前のように真似する前に。

 

<Foot>

Cagliari vs. Juventus

 

Torino vs. Milan

 

NBAは西の6~7位争いがどうなるか。

レイオフにストレートインできるかどうかのボーダーなので6位になるか7位になるかは大きな違い。

ミネソタデンバーが2ゲーム差なので多分このまま行くと思うが現時点ではまだ確定していない唯一の枠だ。

他は順位だけ(シード順位)の問題だからね。

西はグリズリーズが覇者になることを期待しているがサンズが抜きん出ている感。

クリス・ポールが例によって怪我で離脱しなければ普通に勝ち抜けそうだ。

CP3居なくてもまあまあ強いしね。

 

f:id:duran3616:20220407154137p:plain

NBA

Spurs vs. Timberwolves

 

Grizzlies vs. Nuggets

 

Suns vs. Jazz