Weekend Schedule

 

今週末行われるスポーツイベントで注目しているもの。

 

スペンス-ウガスのレビューを書き損ねたのでここで簡潔に。

 

 

地元での試合で気合いが入ったからか、正面衝突してくれるウガスとの相性が良かったからか、あの凄まじい交通事故を経てのファイトとしては出来が良かった。

事故前の実力に戻ったかというと微妙だが。

スペンスの美点は体幹の強さと衝撃吸収力がまるでスポンジのごときであることだ。

この試合、その点がはっきり認識できたので復調を感じることができたのだ。

レーシングスペックの強力なサスペンション機能を備えたような腰で衝撃を吸収しつつ返す刀で火力を放出するイメージか。

耐震構造の優れた住宅建物に例えた方がわかりやすいかな。

ゴロフキンも同様だが、オフェンシブなファイターとしてはある程度当てさせるのを許容した上でダメージを最小化する肉体的資質と相手のパンチングパワーをモロに吸収しない瞬間的でミニマムなズレ(空間とアングルのマネジメント)でリスク回避できている。

オフェンシブファイターとしては必需品と言えるが実際誰もが持ち合わせているわけではない。

スペンスはその点恵まれているのだが、事故の影響かやや陰りが見えていた。

そのためウェルターウェイトの覇権は実質的にクロフォードかなと思っていた。

相性(クロフォードは臨機応変なスイッチングサウスポーで実にクレバーだ。スペンスはプレスの圧こそ強いが正面衝突型でやや単調)の問題もある。

が、この試合を観て、

「いい勝負になるかも」

そう思えた。

あと1試合くらいお互いこなして興行的な盛り上がりを煽ってからマッチアップが実現したらビッグマッチになるだろう。

それでもクロフォードやや有利な気がするが。

 

Boxing

London

Tyson Fury vs. Dillian Whyte

12 rounds – heavyweights (for Fury’s WBC titles)

 

今シーズン、ユーベが狙えるタイトルはコッパだけだが、割とすんなりファイナルにたどり着けた。

タイトルの価値はあれとしてタイトルを争う相手がインテルというのがポイントだ。

おそらくスクデットインテルが獲るだろう。

ミランが失速気味で決定力を欠いているからだ。

ナポリは指揮官が勝負弱いのでインテルの上に行く気がしない。

最後の直線でインテルが他2頭を捲って鼻差でゴールする絵が現れつつある。

だからこそライバルの2冠フィニッシュを傍観するわけにはいかない。

マロッタのしたり顔を見たくない。

来シーズンの士気にも関わる。

最後の最後にインテルに土を付けてユベンティーニの溜飲を下げてくださいな。

 

<Foot>

Sassuolo vs. Juventus

 

Inter vs. Roma

 

プレーオフの始まったNBA

ファーストラウンドでアプセットが期待できるのはどのマッチアップだろう?

ナゲッツにちょっと期待していたが1〜2戦を観た限り無理っぽい。

ヨキッチ孤軍奮闘では限界があるのは一目瞭然。

総合的な火力が違いすぎるので集中砲火で撃沈されている絵面は中立の立場でも観るのは辛い。

あとはウルブスがどこまで食らいつくか。

ジャズは例によってプレイオフでは戦術的な限界を露呈して終わりそうだ。

ドンチが居なくてもマブスに勝てないのではないか?

 

NBA

Grizzlies vs. Timberwolves

 

Mavericks vs. Jazz

 

Warriors vs. Nuggets