が意外とムズい。
先月末で資格試験勉強が一段落したので3シーズンぶりの渓流釣りを再開している。
まあ週末のみの釣行なのだが。
あまり人が入らない本流のマイナーポイント中心に探っている。
今までホームリバー本流の釣りは源流に近い最上流域以外やっていなかった。
それは、あからさまな大量放流エリアを避けていたこと、
できればネイティブを釣りたかったこと、
できるだけ人に会いたくなかったことが理由だ。
つまり本流から無数に枝分かれした支流中心の釣りをしていた。
そのため手持ちのタックルは本流にはミスマッチ。
特にロッド。
F2-57X改(5フィート4インチ)を使ってみたが飛距離が足りない。
あと5mが届かず、想定の手前に着水してしまう。
それと硬過ぎだ。
ブランクスの調子自体は素直なレギュラーテーパーで好みなんだけどね。
おそらくこれだとトラウトのバイトを弾く。
掛けてもバラしちゃうだろうな。
で、ロッドを新調した。
求めるスペックは6フィート程度のLパワーシングルグリップ、
そしてプラグウェイトは4g〜12g。
そのレングスでもシングルハンドで無理なく投げ続けたいため多少ファースト気味でも許容する。
ティップが柔軟じゃないと6フィート超のロッドはシングルハンドキャストがキツくなるからだ。
ティップに張りがあり過ぎるとサイドやバックは良いがフリップがしずらいこともある。
テークバックが大きくなりがちで水面を叩いちゃう。
源流域ほどフリップを使う回数は多くないだろうが一番アキュラシーを担保する投げ方なので、6フィート超でも足場が低くてもフリップは使いたい。
まあピンポイントを狙うケースは少ないのだけど。
ロッドの候補は3つあった。
ツララのこれと、
フィッシュマンのこれと、
フェンウィックのこれ。
現場との相性などを鑑みて検討した結果フェンウィックの『GFS61CL-5J スムーストゥイッチャー』をチョイスし入手した。
実はキャラ的にこれといった決め手はなくて、単純にこのブランドが一番好きで信用しているから。
敢えて言うなら一番外連味がなくて好感持てたからかな。
「渓流のこういう用途で」
を明確にしていたので単純に解りやすかった。
他の2つは色々と欲張ったバーサタイルアピールをしていてちょい鼻についたかも。
ただそれはメーカーのマーケティング方針によるもので別に批判しているわけではなく、僕には刺さらなかっただけ。
フェンウィック61(以後こう表記する)と合わせるリールも新調するつもりだった。
実際、シマノの22メタニウムシャローエディションをアマゾンでポチった。
が、モノが届いて早速開封し、個体を持ってハンドルくるくるしたとき、
「ん!なんか違くね?」
実釣しなくてもバランス的に合わない感じがした。
だから返品した。使う前にね。
ハンドルの回転自体妙に渋くて、不良品(ハズレ個体)の可能性が高かったこともある。
結局引き続きこの子を使うことにしました。
飛距離的にもうひと伸びさせたいので夢屋の軽量浅溝スプールに替える予定。
やや先重りするフェンウィック61にはこれくらいの重さ(約200g)のリールがバランス的に良い。
平凡なスペックだけど安定感があって使いやすいリール。
大きな不満はない。
この現場でも対岸まで25mくらいある。
流れが複雑にぶつかっている対岸の岸壁沿いにプラグを落とすには25m投げなければならないので源流用ベイトロッドでは難しい。
ロッドを新調した理由がわかるだろう。
ブランクのせいもあるが、全然魚が見つけられず釣果的にはさっぱり。
ただ現場でランチするのはやはり楽しい。