ホームの渓流釣りが解禁。
草臥れて水漏れだらけ、補修でどうにかなるレベルを超えてしまった手持ちウェーダーを諦めて今回新調した。
まあ、ウェーダーは消耗品だから。
近年は使い捨て感覚で安物を2〜3シーズンで取り替えていたが、耐久性はあれとして使用感に満足できる商品がなかったため、今回はちょっと奮発してゴアテックスものに。
ゴアテックスウェーダーはSimms以来。
15年以上使っているSimmsのゴアテックスウェーディングジャケットが今だに現役ということから、ファブリックに対する信頼性は高い。
だからといって特別耐久性を期待しているわけではないが、使用感が良いのも確か。
Foxfireウェーダーはゴアテックスファブリックにしてはお値打ちな分、Simms的な作り込みを期待してはいけないと自分に言い聞かせてはいるが。
渓流遡行や藪漕ぎがウェーダーの寿命を縮めるのだが、僕はそのどちらも頻度高く行うので、ついついコストを意識して安価なものに走りがちだった。
水漏れは補修すればある程度リカバーできる。
が、使用感が悪いとストレスを感じてしまう。
リトルプレゼンツのウェーダーのコスパが良くてリピしていたが、モデルチェンジしてからサイズ感が変わったためフィッティングが悪くなり、また丈夫ではあるが硬いソックスのゴワつきが気になるようになった。
脱着時のストレスも無視できなかったし。
低価格帯ウェーダーはネガを無視できるかどうかが購入ポイントなのだが、ファーストチョイスが無くなったことで止む無く商品探索することになった。
ダイワやシマノの廉価品も検討したが食指は全く動かなかった。
やはり使ったことがないメーカーは試す気になれない。
Simmsはもはや高嶺の花。
15年前はeBayなど海外通販でなんとか手の届く値段で入手できたのだが、状況が変わってしまった。
ということでFoxfire。
解禁日の渓流釣行にニューウェーダーで臨んだのだが、
早速やってしまった。
崖降り中に足を滑らせ尻もちをついた際、臀部付近に裂け傷ができていた。
四半世紀以上ウェーダーを使って釣りしているがこういう分かりやすい傷は初めてだったので流石に凹んだ。
初日にいきなりって、それはないだろう。
帰宅してからはリペアーすることしか頭になかった。
直ぐやらないと精神衛生上よろしくない。
幸い補修ツールはある。
使わずに残しておいたSimmsのリペアキット(こんなものまで付属しているのだから高いだけのことはあった)の当て布とダイワの補修ボンド。
ウェーダーを裏返して傷を確認。
2.5cmも裂けてやがる。やれやれ。
やっぱり当て布しないとダメだろう。
当て布はそのまま切らずに使うとして、それよりやや広い範囲に補修ボンドをぬるというより盛る。
補修ボンドが少し乾いたら当て布(シールになっている)を貼り付ける。
あとはボンドの硬化を待つだけ。6時間くらい。
で、釣りの方はというと解禁日にしては不調だった。
例年通り人の多い本流は諦め支流を回ったのだがルアーへの反応は良くなかった。
咋秋に稚魚放流しているはずだが、それっぽい個体は見当たらなかった。
成魚放流された個体がポツポツという感じ。
何故か監視員が回ってこなかったことが気になった。
人手不足?
マメにチェックしているイメージがあるのだが。
現場で他のアングラーに良く話しかけられるが、釣れない愚痴ばかり聞かされてウンザリ。
あまり釣れなくても楽しく遊んでいるので水を差さないでもらいたいものだ。