DVDで鑑賞。
門脇麦目当てで観たのですが…
内容的には意味があるようなないような微妙なところ。
元は舞台劇なので役者の台詞を最初から最後まで追わされる感じ。
ハチャメチャな乱交パーティーの刺激はない。
女性4(OL、保母、女子大生、常連)
はそれぞれキャラが立っていて役者も皆上手い。
特に常連(赤澤セリ)が実はサクラで店長の女というのが最後にわかって笑える。
彼女のポジションと言動は後になって「なるほど」と思わせる。
童貞とのやりとりもしかり。彼女だけ客ではなく営業側のスタンスなんですね。
肝心の門脇麦は見た目真面目な女子大生(多分田舎の子)、実はとんでもない淫乱というキャラなんですが、裏表のある人間だというのがキモになっている。悪い意味ではないですが。
セックスのときの変貌ぶりよりも純粋なニート(池松壮亮)を最後に拒絶するときの変貌ぶりの方がコワいというか引いてしまう。
かなりの体当たりだしよくこの役を引き受けたなというのが率直な感想。