ショートレビュー パッキャオ-ブローナー

 

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Saturday 19, January 2019

MGM Grand, Las Vegas, Nevada, USA

Commission - Nevada Athletic Commission

Promoter - TGB Promotions - Tom Brown, Mayweather Promotions - Leonard Ellerbe, MP Promotions - Manny Pacquiao, About Billions Promotions - Ravone Littlejohn

Television - USA Showtime, USA Dish Network, USA iNDEMAND, USA Direct TV, Panama Telemetro Channel 13  

  Welterweight Contest, 12 Rounds 

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マッチアップ:★★★

スリル:

スキル:★★

印象度: 

 

結局、ブローナーってメイウェザーの粗悪な模造品に過ぎないんだな。

メイのようにパッキャオを捌こうとしたけど、中途半端にしか出来ないという。

オフェンスもディフェンスもメイの6〜7割程度の完成度で終わっている。

メイウェザーのスタイルって決して理にかなっているわけではないし、そもそもは彼が自分に合ったスタイルを能力に応じて緻密に構築していった一点物だったわけだし。

ゴッホを模倣してもゴッホにはなれない。

なんか劣化版のメイ-パックマンを観せられた感じだ。

それでもパッキャオはネームバリューを保っていることを証明できたので良しなのだろう。

よってネクストマッチがありそうだがマッチメークは難しい。

ウェルターウェイトのトップレベル(スペンスやクロフォード)と組ませてしまうと底が見えてしまうので、今回みたいに上手に相手を探さなければならないので。

客寄せパンダとしては機能している40歳のパッキャオはいつまで商品価値が保てるのかわからないけどパフォーマンスで識者やコアなボクシングファンを魅了するレベルはもはや望めない。

分かってはいるけど、プロボクシングは人気商売であるという側面が露骨に出てしまうとそれはそれで興ざめするので、せめてブローナー以上のレベルの相手を選んでくれると、

「パッキャオ、歳食ってもまあまあやれてるな」

と肯定的に見れると思う。

思い切ってスペンスとやってみたらどうか。

クロスファイトに持ち込めば相当株を上げるけどね。

まあ無謀か。