シャローランナー考

 

ソルトカテゴリーでは汎用性の高いプラグだが、

故に際立った(核になり分かりやすい)集魚要素がないこと、

プレゼンテーションエリア(レンジ)が流動的で中途半端であること、

つまり『帯に短し襷に長し』の感が足を引っ張り、フィールドに精通すればするほど使い勝手が無くなる。

 

ホームリバーでシャローランナー(以下SR)を使う理由、

それをメインに戦術を組む理由って、うーん、ない。思いつかない。

先ず退屈である。

基本的に投げて巻くだけ。

僕の場合夕方の仕事の合間の短時間釣行スタイルなので曖昧な釣りはしたくない。

一晩中キャストしているのなら汎用性重視もありだが。

SRの使い道を考えていて、そういえばと浮かんだのが、

ウィード絡みの魚へのアピール。

ホームリバーにおいてカバー攻略は必須なのだけど、以前はボトムのマテリアルや地形が重要だった。

それを踏まえてのカバー。

石や杭。

複合要素が絡めば絡むほど釣果が期待できることは言わずもがな。

各所で行われた河川工事により流下した土砂が全域に堆積しまくっている現状ではむしろウィードの重要性が高まっている。

おそらく以前からそうだったのだろうけど、石や地形変化の重要度が相対的に低くなったために目立つようになっただけなのかもしれない。

なんにせよウィードは重要だ。

ウィードに付いているスズキはトップへの反応が悪い。

理由は分からない。

なんとなく想像はつくが。

トゥイッチベイトがウィードにはまってしまい(根掛かり状態)強引に脱出させようとしたら魚が出たことを過去何度か経験している。

つまりウィードの中でプラグがウダウダしている状態になんらかの集魚要素があったと考えられる。

そのあたりの曖昧な部分を検証しつつ確認してみようかな。

シャローランナーで。

 密生するウィードの中を無理なく探索できるSRプラグ。

潜行レンジを合わせ、シングルフックで回避性を得て、自発的アクションによるカバーの中でのスラロームアピール、イメージは出来た。

ウィードの中をあまり引っかからずに軽いトルクで引いても抜けてくるようにすれば良い。

で、早速作った。

元ネタはTKR-130H。

顎付きにしてウォブラー化する。

 

それとTKR-130M。

これは元々ウォブラーだが潜りすぎて使えないのでリップを取り去り顎付きに。

顎とリップの違いは微妙だが、

前者はボディと一体というか、その一部分であり自発的アクションと引き抵抗が小さくレンジ浅め、

後者は後付けパーツ的でその逆の機能。

リップの方が派手にアクションして深く潜ると言った方が解りやすいか。

ウォブリングアクションとしてはハンマーのそれをベンチマークした。

 

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15年前の主力だったハンマー。

ハンドメイドプラグブームを牽引した名作だ。

SRをずっと軽視していたので出番がなくなったというより無くしたくないので殿堂入りさせた。

何しろ沢山無くしてきたから。

無くしても無くしても買い続けたのには理由がある。

フィールドの状態が健康であれば、その一撃性において他のプラグとは一線を画す。

このプラグでの思い出に残る釣果は僕の宝物と言って良い。

多分もう望めない一番おいしい釣りをさせてくれた唯一無二のプラグ。

現在の病んでしまったホームで果たしてハンマー的なキャラクターが活躍できるのか?

重症度合いを測る意味でも使う理由があるかもしれない。

オープンウォーターで大らかに使うつもりはない。

前述のようにハードカバー攻略を意図する。

凝った内部構造を有するTKRには物理的な仕組みを利用することで醸す生命感によるアピールという強みがある。

重心移動の大型のウェイトはリトリーブ中マグネットで固定され、内部で動くものとしてはRユニットが振り子運動をするだけだからあの独特のスライドが出る。

この仕組みがもたらすプラグの挙動は唯一無二。

これにハンマー的な攪拌効果をプラスできればという狙い。

 

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上がTKR-130H(以下H)ベースで34g、

下がTKR-130M(以下M)ベースで33g。

オリジナルの重量差がそのまま。

 

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顎の形状はほぼ同じだが大きさを変えた。 

Mの方がウォブリングが大きく派手、よりハンマーっぽいかな。

Hはダートが少し混じるけど、まあウォブラーではある。

Mをアップクロス、Hはダウンクロスでのプレゼンを想定。

ポジションにより使い分ければ良い。

潜行レンジは水面下20〜30cmでウィードに突っ込ませるのにはベストだろう。

テストスイムの結果は良好でほぼほぼ狙い通りの出来。

あとはシチュエーションにはまるかどうか。

シングルフックはがまのシングルフック53#1を付けたが小さ過ぎでバランス悪っ。

まあ手持ちがこれだけなので取りあえず。

実戦では#0/2か#0/1のどちらかを使うことになるだろう。

 

本日の獲物。

 

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Snarky Puppy : Family Dinner Volume Two

Tracklist

1. I Asked

 Featuring – Väsen

 Featuring, Written-By – Becca Stevens

2. Molino Molero

 Featuring – Charlie Hunter

 Featuring, Written-By – Susana Baca

3. Liquid Love

 Featuring, Written-By – Chris Turner

 Written-By – Melo X*, Steve McKie

4. Soro (Afriki)

 Featuring – Bernardo Aguiar, Carlos Malta

 Featuring, Written-By – Salif Keita

5. Sing To The Moon

 Featuring – Michelle Willis

 Featuring, Written-By – Laura Mvula

 Written-By – Steve Brown

6. Don't You Know

 Featuring – Big Ed Lee

 Featuring, Written-By – Jacob Collier

7. I Remember

 Featuring – Jeff Coffin, Knower

 Written-By – Genevieve Artadi, Louis Cole 

8. Somebody Home

 Featuring, Written-By – David Crosby 

 

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Rebecca Martin : When I Was Long Ago

Tracklist

1. For All We Know

 Written By – J. Fred Coots, Sam M. Lewis* 4:09

2. But Not For Me

 Written By – George & Ira Gershwin 5:49

3. Lush Life

 Written By – Billy Strayhorn 5:42

4. No Moon At All

 Written By – David A. Mann*, Redd Evans 4:37

5. Charlie Sings... 0:36

6. Cheer Up Charlie

 Written By – Anthony Newley, Leslie Bricusse, Walter Scharf 2:57

7. Low Key Lightly (Lucky In Love)

 Written By – Billy Strayhorn, Duke Ellington, Rebecca Martin 4:50

8. Wrap Your Troubles In Dreams

 Written By – Billy Moll, Harry Barris, Ted Koehler 2:54

9. Someone To Watch Over Me

 Written By – George & Ira Gershwin 5:11

10. I Didn't Know What Time It Was

 Written By – Lorenz Hart, Richard Rodgers 4:03

11. Willow Weep For Me

 Written By – Ann Ronell 5:22

Credits

Bass – Larry Grenadier

Executive Producer – Francois Zalacain

Recorded By – Paul Antonell

Recorded By, Mixed By – James Farber

Tenor Saxophone, Alto Saxophone, Soprano Saxophone – Bill McHenry

Voice, Producer – Rebecca Martin