解禁日から本支流に足を運び、10回ほど釣行をして思うところを。
思っていた以上にテクニカルな釣りである。
プレゼンテーション(アプローチ)の質云々よりキャスト精度が重要。
狙ったピン(10cmの誤差も許されない)に正確に打ち込めるかどうか。
ほぼそれで決まるのかなと。
裏を返せば、そこ(ピン)に打てないと釣りにならない。
マイタックルについては、リールは問題ないと思う。
ロッドは5フィート4インチだが、ちと長いし硬いかな。
4フィート6、7インチくらいがベストな気がする。
投げる距離がせいぜい10mくらいで、左右頭上にブッシュがせり出しているためピッチングかフリップキャストしか選択できないシチュエーションが結構多い。
軽いプラグでピッチングは辛いものがあり、フリップキャストを多用するのだが、ロッドが硬いのでしなりが出にくいのだ。
プラグが7gくらいあれば問題ないが4g程度だと辛くなる。
サイド&バックなら苦はないが、フリップキャストはむずい。
こんな場所でロッドを振るのは容易ではない。
右岸側の護岸沿いが流心で水深も多少はあるのでそこを狙うのだが、
右側はブッシュが邪魔で、左側は角度的に難しく、つまりサイドハンドもバックハンドもNGである。
距離は8mしかないのでオーバーヘッドでは距離感が合わない。
消去法でフリップキャストを選択せざるをえない。
写し方が悪くてなんだか良くわからないけど、手前(足元)が落ち込みになっている。
正面の石&ボサのすぐ上流に落として中央の流れのすべり台を滑らしてきたいのだが、やはりフリップキャストがベストだ。
遡行しながらこんな状況に多く遭遇するので、何も考えずにポンポンと手返しよく打っていかなければならない。
もっとこの釣りに深入りするようならタックルを見直さないとダメかも。
現状でなんとか対応しているが、なんだか毎釣行キャスト練習のようになってしまっているなあ。
現場でそれはね。ちょっと。
現場でコーヒー飲んで店じまいというのがお決まりになっている。
これが楽しみで釣りしている感なきにしもあらず。