仕事が入っていることもあり珍しく釣りに行かない週末。
予めテーマを決めずにダラダラと書き始めた次第。
ラジオのウィークエンドサンシャインの特番を聴きながらBGVにはこれ。
自分は絶対にやらないであろうプラモデル作り。
こんなに工程が多くて大変なんだ!と感嘆しながら観ている。
特にエンジンの組み立ての細かさたるや凄いものがある。
上級者の本気のプラモデル作りってこんななんだな。
人並みにオリンピックは観ているけど、日本選手中心のテレビ放送ではなくネット動画視聴の方で。
個人的なハイライトは陸上だからそうなっちゃう。
種目で特にどれが好きというわけではなく全部好き。
フィールドもトラックも両方。
体格の良い海外のトップアスリートの競技を観ることは僕にとって最高のエンタメなんだわ。
識者の解説がないので(無音の動画がほとんどのため)自分で勝手に何が凄いのか解説しながら観ている。
おっさんがブツブツ呟きながら。キモいっすね。
真夏の東京の環境はトラック種目には過酷だと思うが、案外好記録が出ていてWRもチラホラ。
コロナ禍のオリンピックを象徴しているのが短距離トラック種目で、USAが勝てませんな。
リレーも含めて金が1つだけ?
あと女子800mで勝っているのか。
アリソン・フェリックスの銅メダルは立派だけどね。
ゴール後に暫く立ち上がれずにトラックに転がったままゼイゼイしている彼女を見るのは初めてでちょっと感動した。
本来力みのない流麗なフォームで加速していくタイプなはずだが、気が入りすぎてフォームがバラバラになっても歯をくいしばって3着を死守した姿が印象的。
年齢的に最後の五輪だろうし、プチ引退していた彼女をここまで作り込んだスタッフも優秀なんだろうね。お疲れ様。
唯一結果を伴った形で一般的なスポットライトが当たったのが女子1500mか。
田中の4分ぎりでの8位入賞は快挙だが、これ以上を望むのは酷だということをメディアには理解して欲しい。
まだ20歳だし、次のオリンピックではメダルを目指せみたいな幼稚なエールを送ってはいけない。
「針の穴に糸を通すようなレースだった。」
一番印象に残った彼女のコメントだ。
おそらく望外な結果だったはず。タイムも本人びっくりみたいな。
自国五輪故のブーストが入ったこともあるだろうし(それはそれでメンタル的な強みを持っている証拠だが)実力プラスαだったと見るべきだろう。
キプエゴンやミューアやハッサンと競る力はまだないが、地に足を付けて地力を上げていけばいつの日かという夢はある。
日本のトップアスリートは環境作りが難しいので、そこをどうするかが大きな課題。
いきなり拠点を海外に移せば良いわけでもないだろうし、ただ海外のレースには積極的に出るべきだろう。
蘇 炳添が100mファイナリストになれたのは、地道に海外レースに参加し続けて地力をコツコツと積み上げてきた結果だと思う。
種目が違うが田中がベンチマークすべきは彼ではないか。
田中は地頭が良さそうだし自己分析も冷静にできるタイプだ。
メンタルの強さも今大会で証明した。
「もう一度五輪のファイナリスになる。」
これくらいのマインドセットがちょうど良いと思う。
以前からそうだったが彼女のメディア対応は面白い。
日本人アスリートのネガティブな部分に対するアンチテーゼを示しているとしか思えない冷静かつ的確なコメントがお茶の間を引かせているだろう。きっと。
ただ不思議と生意気に映らないのは年配者受けする礼儀正しさと関西訛りのおかげ?
さて、バスケ決勝、フランス-USAが始まったので観るとしよう。