レイムンド・ベルトラン vs. 粟生隆寛

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Date: 2015-05-01

Where: The Cosmopolitan of Las Vegas, Chelsea Ballroom, Las Vegas, Nevada, USA

Division: Lightweight (135 lbs, 61.2 kg)

Title: vacant WBO World lightweight title 

Raymundo Beltran 29-7-1 (17KO)

 vs

Takahiro Ao 27-3-1 (12KO)

Result: Raymundo Beltran def. Takahiro Ao (TKO 2R) 

 

粟生には自分のスタイルがあるので仕方がないのかもしれませんが、ベルトラン相手には少し距離を取って戦った方が良かったかも。

結果論ではなく、ベルトランはサウスポーがあまり得意ではないので追いかけさせるような展開にしたかったですね。

まあ、要はさばきたかった。

足を止めて対峙するとサウスポーのメリットが薄れますから。

正対すると尚更ね。

ベルトランは打ち合うと攻防の連動した強いファイター。

相手の土俵で戦った感がありますね。

ダウンを食った(しかも効いてしまった)右ね、

あれは練習しているのでしょう、実に理詰めにパターンにはめ込んでます。

得意の左のダブルとアッパーのコンビネーションが布石になっているのです。

パンチを差し込むスペースとタイミングと自分の体の位置を上手くアジャストして右をズドン。

 

メジャータイトルマッチでの体重超過が日常茶飯事になっていることを憂いているファンは多いと思います。

そしてウェイトを作れなかった(無理して作らなかった)輩が試合に勝ってしまう傾向。

いやはや、今後も続くのかしら。

 

 

 

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