ショートレビュー カネロ-ジェイコブス

 

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Saturday 4, May 2019

T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA

Commission - Nevada Athletic Commission

Promoter - Matchroom Boxing - Eddie Hearn, Golden Boy Promotions - Oscar De La Hoya

Matchmaker - Javier Razo, Roberto Diaz doctor Anthony Ruggeroli, David Watson, Jay Coates, Raimundo Leon

Television - Panama Telemetro Channel 13, Latin America: Canal Space  

    Middleweight Contest, 12 Rounds 

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マッチアップ:★★★★

スリル:

スキル:★★★

印象度:

 

カネロがDAZNと大型契約を結んだことでユーザーにとってはリアルタイムでネット視聴できるというメリットを享受できるのだが、それを素直に喜べないと感じさせる試合内容だったかなと。

被るんだな。状況的にアレと。

フロイド・マネー・メイウェザーJrがShowtimeとタッグ組んだ時と。

既視感を覚えざるを得ない判で押したような似通った試合内容の連続。

そしてスリルに乏しい(それが決定的にダメなわけではないけど)予定調和的な展開と結果。

ビジネスライクという表現は的外れなのかもしれないけど。

試合後の両者の顔はダメージがほとんどなく、

「クリーンヒットって数えるほどしかなかったのでは。」

そう思ってしまった。

「あのラウンドのあのシーンを振り返りたい。」

そうは思えない平坦でインパクトに乏しかったというのがざっくりとした感想だ。

DAZNと契約したことを批判しているのではない。

ただね、モヤモヤしてしまうのです。

こういう試合を観ると。

今回は感想書くのは見送るつもりだったけど、まあカネロだし。

ジェイコブスの当日軽量アクシデントも多少は影響したのかな。

それともミドルウェイトではやや小柄な体格が(パワー不足は感じないが)ハンデになっているのか。

大柄な相手との戦い方に説得力がないとも感じた。

次の試合ではなんらかの変化を期待したい。