ショートレビュー クロフォード-カバラウスカス

 

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Saturday 14, December 2019

Madison Square Garden, New York, New York, USA

Commission - New York State Athletic Commission

Promoter - Top Rank - Bob Arum

Matchmaker - Brad Goodman inspector Matthew Delaglio

Media - USA ESPN 

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マッチアップ:★★

スリル:★★★
スキル:★★★ 

印象度:★★★ 

 

カバラウスカスは思っていたよりも良いファイターだった。

ディフェンスは固いしパンチもありそうだし、対クロフォードということでカウンター狙いのゲームプランもそこそこ嵌っていたように思う。

スイッチングサウスポーのクロフォードをかなり研究していたのだろう。

ただクロフォードが右構えに変わらないという想定があったのか、7Rにオーソドックスにスタンスチェンジされた途端に崩れてしまった。

対サウスポーということで距離感やリズムをかなり緻密に設定していたのだろうね、瞬時に切り替えができなかったことが悔やまれる。

左フックをサウスポーに当てる感覚で振ってしまったところに思いっきり右を被せられてカウンター直撃。

最近はあまり見ないクロスカウンターが見事に決まってしまった。

ドンピシャなコンタクトポイントかつパンチにウェイトも乗っておりパーフェクトなカウンターだった。

右構えだとこれができるんだね。

クロフォードのスイッチスタンスの効果というか説得力を初めて感じた瞬間でもある。

戦術的な切り替えをスタンスの切り替えと連動させていることも良く解った。

序盤からポイントこそ取ってはいたが展開自体は膠着していたから。

あのままサウスポースタンスで続けていたら倒せなかっただろう。

クロフォードは決してハードパンチャーではないし倒し屋然としてはいないのだけど、機を見るに敏というか隙を突くのが上手いというか抜け目のないところがある。

苦戦もほとんどしていないことから地力は相当なものがあるのかもしれない。

リーチの長さを上手く生かしているしね。

ジャブで距離を取るという意味ではなく、距離感のギャップを相手に与えて要所でコンタクトさせている。

この試合の右クロスもそう。

インファイトに持ち込まれたらどうなのかが未知だが、不用意に接近するとタイミング良くカウンターが飛んでくるから若い頃のマイク・タイソンのように素早く体を振って入っていかないとダメだ。

スペンスが交通事故でドロップしてしまったのでウェルターウェイトでは実力的に頭一つ抜けているようだ。

ミドルウェイトに上げる発言しているが案外やれるかもしれない。

この試合でクロフォードに対する見方が少し変わったかも。

 

 

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お気にのバンドが2つTiny Deskに登場したので貼らせてもらった。

Moonchildはネオソウルジャンルになるのかな。

The Comet is Comingはイギリスのジャズトリオ。

ルックスとファッションがバラバラで笑う。

サックスが独特で乗りはロックに近い。

 

 

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