アンディ・リー vs.ピーター・クイリン

 

f:id:duran3616:20150412102636j:plain

 

Date: 2015-04-11

Where: Barclays Center, New York, USA

Division: middleweight (160 lbs, 72.6 kg)

Andy Lee  34-2-0 (24KO)

 vs

Peter Quillin 31-0-0 (22KO)

Result: DRAW (113-112, 113-113, 112-113) 

 

1R、クイリンの強烈な右のオーバーハンドライトを食ってダウンしたリーは立ちあがった後も足が揺れていた。

ラウンド終了まであと20秒あったら試合は終わっていたでしょう。

ところが1分のインターバルで何事もなかったように回復したリーはクイリンの強打をまったく恐れずに前に出続ける。

ディフェンスに気を配るわけでなく、かと言って並外れた耐久力があるようにも見えない。

大柄な体格とそこそこのタフネスとまあまあ基本に忠実なディフェンスルーティンで自分のオフェンシブなスタイルを成立させてしまう図々しさ。

それとポジティブなメンタルとダメージからの回復の早さ。

リーの長所はそんな感じですかね。

クイリンのフィジカルコンディションがどうだったのか?

もし調子が良ければリーを倒せたか?

まあ、手数が少なかったのは確かですね。

ハードヒッターの悪いくせ、

単発、カウンター狙い、自分で試合を作れないという傾向は出てましたね。

2度のダウンで稼いだ4ポイントでなんとか引き分けにクリンチしましたが試合を作っていたのはリーの方だったと思います。

 

 

 

【関連記事】