ホンダ軽バンのステアリング交換

 

軽バンのネガ消しネタ。

まあトラックポジションのためハンドルが遠い遠い。

ついつい前屈みになり運転姿勢が悪いためかロングドライブ時の疲労が大きく腰も痛くなる。

シートの問題もあるけどね。

で、ステアリングを交換することにした。

モノは同様のネガがあったミラバンからのお下がりのスパルコ。

使い古したボロだがお気なんでまたこいつで良いだろう。

ボスをどうするか迷ったが、今回ワークスベル(型番221:ホンダエアバック車用)をチョイスした。

ミラバンで使用したHKBはセンターが全く合ってなくてガッカリなブツ(サイドスリップ調整でなんとか)だったので見送った。

ワークスベルはメーカーが「車検対応」やら「品質保証」を強調しているのでちょっと期待してみることにした。

ネット注文していたボスが届いたので早速ステアリング交換作業をした。

 

 

えーと、このウォッシャータンクの下に何があると思いますか?

なんとバッテリーがこの下にある(笑)

タンクを外さないとバッテリーにアクセスできないとは、本当にこれでいいの?

 

 

完全に取り外すのは大袈裟な気がしたのでここのクリップだけ外してタンクを少し持ち上げるとホースを繋いだまま横にずらすことができる。

するとバッテリーがこんにちはするのでマイナス端子をササッと外しタンクを元に戻す。

バッテリーを交換するときはタンクを完全に外さないとダメだけどね。

それにしてもこの車種の整備性は極めて悪いな。

エンジンがリア側にある弊害なんだろうけどね。

バッテリー端子を外して数分おいてからエアバックを取り外す。

 

 

左右にある蓋を外してトルクスネジ(T30)を外して二つ端子を外せばエアバックは取り外せる。

そしたらステアリングを外す(ボルトは14サイズ)

固着を覚悟していたが案外あっさりステアリングは外すことができた。

 

 

スパイラルケーブルが動かないようテープで固定しTOPを合わせる。

こいつが動くとハンドルセンターが出ないのだ。

タイヤ真っ直ぐも大事ね。

その後ボス付属のエアバックキャンセラーをはめ込んでエラー対策する。

最後にステアリングを装着してホーン端子を繋いで完了。

 

 

デフォルトより3cm前に来て違和感が薄れた。

やや小径になって回しやすさもアップした。

良いのではないでしょうか。

試走するとキチンとハンドルセンターが出ていてホッ。

ちょっと高かったけどワークスベルにして正解だったと思う。

当たり前のように真っ直ぐ走るので不安が消えました。

多少センターずれて左右どっちかに曲がって走ることを覚悟していたもんで。

 

 

ボスカバーが少し長くて干渉したのでカッターで切って調整した。

 

 

ついでにイレクターパイプ製のロッドホルダーも取り付けた。

ロッドは1本しか現場に持っていかないのでこれで十分。

ランガンスタイル故脱着が面倒だとストレスなのでこんな感じになった次第。

過去色々試して落ち着いたものでもある。

そしてこいつはカバンやジャケットのハンガー掛けでもある。