ユーザー車検を経験

今日の午後、マイカーの車検を受けに車検場に行ってきました。


受付は12時45分からでしたが、少し早めに出発し12時頃到着。
そのまま車検場近くのテスター屋に飛び込み光軸の調整をしてもらいました。
おそらく狂っているでしょうから先に調整してもらってから車検ラインに臨もうということで。
光軸調整後、車検場に入り検査登録事務所前に車を停めました。
上の写真のあたりですが、実は検査コースのある建物前にいきなり場所取りのごとく
停めてしまった方が早い順番をキープできることに後で気付くことに。
まあ初めてで段取りがわかっていないのでしょうがないですが。
重量税と検査手数料の印紙と証紙を事務所の中で購入し、
納付書および検査票の所定個所に貼付けます。
他の書類とまとめて『ユーザー車検受付』の窓口に提出し点検してもらいます。
OKになった書類を受けとりいざ車検へ。

ご覧の通りすでに20台近く並んでました。
初めからこっちで待たなきゃダメね。
ここでのタイムロスがこのあとに影響してくることに。

13時きっかりに車検場のシャッターが開き、検査官がゾロソロと出てきて
前の車から順番に検査が始まりました。
僕の順番になるまで20分近く待ちました。

やっと僕の番になり、検査官に書類を渡し、
「よろしくお願います。」
ペコリと頭を下げました。初めてですからね。とりあえず謙虚に。
僕の車は見るからに弄っているためか他の車より念入りに見られたような気がします。
特に問題無し。
そしていよいよ車検ラインへ。

さすがに何枚も撮影する余裕がなく、前の車がもたついている隙に1枚だけ。
中の様子はこんな感じ。
サイドスリップ、スピードメーター、ブレーキ、ヘッドライトと順番にテストをします。
電光掲示板に指示が出てアナウンスも合わせて入りますのでその通りに従うだけ。
フットブレーキは指示通りソフトに踏むと×が出るので
床を抜く勢いでガッツリ踏み込みました。
排ガス検査を経て最後の下回り検査へ。
すると下から検査官が抑揚の無い声で
「マフラー低いね。1番で測ってもらってね、はい検査票かして。」
検査票の『最低地上高』にチェックしやがった。
やばっ!
不安な気持ちのまま1番ラインに行き最低地上高を測ってもらうと、
なんと8cmしかない。
マフラーのタイコの一番下がっている箇所が低いのです。
ノーチェックでした。
9cm未満は不合格なのでマフラーを1cmも上げなければアウト。
さてこまった。
知り合いの自動車屋に電話。
事情を説明し、ヘルプミーするしかない。
「まあとりあえす工場に来なよ」
と言ってもらったので藁にも縋る思いで車検場を後にしました。
この時点で2時、車検ラインが閉まるのが4時だから2時間しかない。
知り合いの工場まで30分、往復1時間だから残りは1時間。
焦った。ダメかも。
2時半に工場に到着。早速作業にかかる。
先ずは、インチアップしたホイールを履かしてみるがダメ。
次にタイヤの空気圧を4気圧近く入れてみる。
やや車高がアップするがまだ微妙。
最後はマフラーの取付部を針金で上に引っ張り上げてなんとか9cmを確保。
「また下回り見られたらアウトかも」
と友人に言われたが気にせず車検場に向かいました。
この時点で3時15分。時間がないのだ。
で、再度ラインにならぶ。検査官に、
「最低地上高だけペケになったんですけど」と言うと、
「それならまた1番で測定してもらって」
やったラッキー!下から見られなければバレないだろう。
ということでなんとかかんとか合格。やれやれ。

今回ユーザー車検をある程度予習していて「こりゃ簡単!」と嘗めてましたね。
注意不足を露呈し、あやうく足を掬われるとこでした。
ほんと反省しか無い。


この動画を見てその気になったんですよね。