軽バンの間仕切り製作

 

まだ4月だというのに晴天の日は車内温度が30℃を超えるホンダ軽バン。

窓面積が大きいことと断熱的な処理をほとんどしていないからだろう。

まあビニールハウス的な保温性(笑)

そしてエアコンの効きが良くない。

エアコンガスの問題ではなく、室内が広いため(体積が)冷やしきれないのだ。

4月でこの状態なら夏場はとんでもないことになるな。

その危機感から対策をすることにした。

後席は使わないので運転席から後ろにエアコンの冷気を送る必要はない。

だから間仕切りをはめて荷室とドライバーズエリアを分断すれば良い。

まず既製品を探索した。

Amazonとかでね。

ピンキリであるにはあるな。

カーテン的なものから専用品まで。

日常見かける宅配便の軽バンで使っている(夏場大変だろうからね)内張にマジックテープで貼り付けるビニールシートのものがコスパが良さそうだが、見栄えが酷いのがちょっとね。

それとその手の業者車に見られてしまうのも嫌だな。

ということで自作することにした。

安直にイレクターパイプを使う発想しか出てこなかったのだが、メインの仕切り板をどうするかで少し悩んだ。

近所のホームセンターを徘徊してマテリアルを物色したが、うーん、これはというものがない。

アクリル板が良さげだが、規格サイズしかストックがなく、ちとサイズが合わない。

そして高い。

90cm×60cmサイズで5K前後もする。

仕切り板はアクリル板にする方向で取り敢えずイレクターパイプで枠だけ制作。

そこまでのコストは5Kだ。

イレクターはパーツ単価は安いのだけど部品点数がなんだかんだ増えてコストがまあまあかかる。

それでも完成度が高いし、ガッチリ組み込めて設置に危なげがないのがメリットだ。

枠ができてしまったのでいよいよアクリル板を探索した。

サイズを任意に指定してカットしてくれる業者もある。

値段も安くて僕が求めている100cm×50cmサイズで3K程度だ。

が、送料が高い。どこもだ。

結局送料込みで5Kを超えてしまうので却下。

次に出来合い品で100cm×50cmサイズを探索したら、有った。

モノタロウに。

送料も0.5Kと格安だ。

探索に時間を要したが無事アクリル板を入手できた。

送料込みで3.3Kでした。

 

 

イレクターパイプの枠にアクリル板をはめて完成。

アクリル板にドリルでネジ穴を開けるのはちょっとむずい。

火で熱した千枚通しで先に小穴を開けてからドリルを使うと綺麗な穴が開けられる。

多分いきなりドリルを使うとアクリル板にクラックが入ってしまうだろう。

ドリルなしで千枚通しだけでもいいかも。

 

 

アクリル板を使ったのは後方が見えるようにするためである。

透明度が高いのでバッチリ。

下半分にはプラダンにピクニックシートを巻いたものを貼り付けた。

そして塩ビ管の保護カバー(発泡スチロール製)を枠に使うことでイレクターに上手く嵌め込めた。

両端と上部に隙間があるので完全に仕切れているわけではないが、密室状態にまでする必要はないだろう。

もし夏場に隙間を塞ぐ必要性を感じたらその時対策すれば良い。