本当は昨年導入したかったのだが見送った石油ストーブ。
仕事部屋の暖房器具を見直そうと思い、いろいろ調べた結果行き着いたのが昔ながらの石油ストーブだった。
長いことエアコンを暖房器具として使い続けてきたが、
極端に乾燥しがちなこと、
体感的にあまり暖かさを感じないこと、
温風がAV機器にモロに吹きかかること、
室外機が煩いこと、
などのデメが気になりだした。
そして最大の問題は足元が常に寒いことだ。
デスクワーク中心なのでこれが結構堪える。
寒暖計は20度表示なのに鼻水垂らしているみたいな。
石油ストーブが全てのデメを解決するとは思っていないが少なくとも乾燥問題はなんとかなるだろうと。
本格的に寒くなる前に入手つもりで物色した結果、アラジンのAKP-S248を購入した。
コストは9Kちょいとポチりやすかった。
とはいえ本当の決め手はサイズ。
設置場所が限定されていたからコンパクトであることが重要だったのだ。
この場所しか置き場がない。だから横幅と奥行きが40cm以上あるとアウト。
アラジンのこれはすんなり収まってくれた。
写真ではわかりにくいがめっちゃコンパクトで邪魔感が少ない。
このサイズの製品は他にないので一択ではあった。コストも含めて。
コンパクトサイズ以外は普通の石油ストーブだ。
アラジンだからおしゃれ家電みたいなイメージからは外れる。
デザインを重視する人は他の選択肢を選んだ方が良いと思う。
早速今朝から使ってみた。
電池は入れず(単2を4個だから重くなるし使用後の廃棄に困るから)チャッカマンで点火した。
習慣化すれば面倒ではなくなるだろう。
火をつけることには本能的な楽しみがあると思っているので(危ね!)これはこれで。
換気は必要だが、エアコンではまったく感じない温もりはやっぱり良いな。
加湿器に頼らなくても湿度が適正になるので乾燥問題は解決しそう。
やかんを乗せたがる気持ちはわかるが湿度過多になりそうだ。
結露の問題が出るので止めた方が良いかも。
よくデメで言われる消化時の臭いは多少ある。
ただこの独特の臭いって妙に郷愁をそそるのでそんなに嫌じゃない。個人的には。
子供の頃(小学校低学年くらい)の実家の居間の画が思い浮かんでしまった。
だいたい母親に怒られていたっけ。
その母も80歳になった。
まあ健康ではいてくれているが。