ミニマリストのバックパック

 

ホームで渓魚釣りする際は、ランチの時一旦退渓し車に戻っていた。

あくまで釣行時のベースは車。

いかにもランガンスタイルソルトアングラーの習性ですわ。

車中で調理しやすいように改造までしているのはそのためだ。

そして入退渓を繰り返しながら駐車場所を変えていくのがルーティンなので(車上荒らし対策の意味もある)釣りの現場に持ち込む荷物は最小限で良い。

そのためバックパックなどの容量の多い入れ物を必要とせず、グレゴリーのテールメイトSを使った身軽なスタイルで釣行していた。

まあ中身へのアクセス重視である。

 

近頃は近県の河川に遠征することが多くなり、その辺の事情が変わった。

初めて釣行する河川というのは色々と不案内なため都合良くランチタイムに退渓できるとは限らない。

駐車場所まで戻るのが時間ロスになるため、そのまま遡行を続けた方が効率的に遊べる現場が多い。

そのためコンビニおにぎりなどをバッグに入れて遡行し、河原でランチすることが多くなった。

当然火を使えないので調理はできない。

ただおにぎり齧って終わりという味気ないランチである。

せめて温かい汁物が欲しい。

車中ほどの調理ができずともバーナー使って湯を沸かす程度のことはしたい。

そう思うようになった。

で、バーナーやカセットガス缶や水など必要なものをリストアップした結果、それらをつめこむバックパックの必要性を感じた。

容量は10数L程度でかつ釣り向きというと、もうこれしかないというモンベルのアングラーズパック15を入手した。

 

webshop.montbell.jp

 

ショルダーハーネスが左右にあるのでルアーケースや車のキー、スマホコンデジ、補給食などスムーズかつスピーディーにアクセスしたいものの収納に都合良し。

パッと見シーバスアングラーが好んで使うタックルベストに似ているが、渓流釣りの遡行にアジャストした作りなので別物と言える。

山行ほどハードではないが、高巻きや岩登りが多い遡行には十分対応していると思う。

生地が薄いため荷物を詰め込み過ぎると違和感大だが、僕の荷物程度なら無問題だ。

早速遡行のハードな黒桂河内川釣行に使ったがほぼ期待通りの使い勝手だった。

まあ荷物の重量を5kgくらいまでにおさえれば大丈夫だろう。

それ以上詰め込むようにはできていないと思う。

 

夏場ということもあり、遡行中大量に汗をかくことから飲料も持参する必要性を感じるようになった。

ランガンスタイルで車がベースになるホームリバーでは全く必要なかったけどね。

で、ワークマンのこれを入手して使っている。

 

workman.jp

保温性のあるペットボトルホルダーでその機能はバカにできない。

最初は念の為ペットボトル飲料を凍らせてから持参したのだが、

いざ現場で飲もうとしたらほとんど溶けてなくて飲みたい時に飲めなかった(笑

ワークマン恐るべし。

性能を侮っていました。