本当は渓魚釣りに行く予定だったが寝起き時の頭痛が酷くどうやら風邪をひいたらしい。
昨日の釣行で2度落水し、びしょ濡れで遡行していたのがダメだったのだろう。
仕方なく釣りを諦め自宅でNBA観戦しながら書いているが、勝ち抜けにリーチをかけているレイカーズが覇気のないロケッツをボコっていてワンサイドの展開で面白くないためBGVにしている。
ハーデンって結局レギュラーシーズン番長なんだろうな。
戦術ありきのチームも対策されると機能しなくなるし。
ナゲッツがクリッパーズに対してアンダードッグなりの意地を見せているのとは対照的にヘタれているロケッツは見るに耐えない。
えーと、渓魚釣りのフッキングについて思っていることを。
最近はフローティングミノーをメインにしていてシンキングミノーの出番が減っているのだが、それに関連してフックの掛かり方が顕著に変わってきた。
ベリーフックに掛かることが多いのである。
フックに関してはいろいろ試行錯誤してきたのだが、現在はアスリート55S FH改などのフローティングミノーにはスイミングフックを前後に付けて、CD3などのシンキングミノーにはスイミングフックをテールフックのみ付けている。
つまりフローティングミノーはベリーフックに掛かるケースが多いのだ。
昨日の釣行でのアスリート55SFH改での釣果。
やっぱりベリーフックに掛かっている。
現場は堰堤の少し下流位置に広がった流れの速い瀬である。
キャスト着水後スラロームを開始した直後のバイトだった。
だから追い食いではないだろう。
どちらかと言うとニアミスなのかな。
プラグが着水して直ぐ気付き、リップが水掴んで自発的なアクションが出た瞬間にダッシュで食ってきたのではないか。
つまりこの子は着水点の下流側にポジショニングしていて、そこから最短距離でアタックしてきた。
真正面ではないかもしれないがプラグの前方方向から襲って来て、
そしてベリーフックが先にコンタクトしてフッキングしたのではいか。
まああくまでイメージだが。
やはり昨日の釣果だがこの子もベリーフックで掛かっている。
何故かテールもいっしょに口に掛かっているが。
現場は瀬である。
この子も昨日の釣果。
小さな堰堤下の溜まりで食ってきた。
水深があり魚が沈んでいるのでフローティングプラグは機能しないためCD3を使って食わせた。
CD3はベリーフックを外しているから当然テールフックに掛かる。
堰堤下は追い食いが多いのでテール側にコンタクトするからベリーフックが無くてもフッキングしにくいということはない。
この子は小渓流のタイトプールで食った。
プラグはCD3だがシャクっていてテール側のスイミングフックが暴れていているためコンタクトポイントがどこでもあまり関係ないと思う。
CD3のシャクリメソッドはバイトをかなりの確率で拾える点もメリットだ。
フックの暴れをフッキングに利用しつつ、フックが集魚要素(虫をイミテートするのに)にもなっていると思っている。
ヒラ打っているCD3は実に虫っぽく、暴れているフックは虫の足とか触覚に見えなくもない。
その点に関して信憑性を問う意味も必要もないので勝手にそう思っているだけだが。
渓魚釣りにスイミングフックを使っているアングラーは多いと思うがマイクロプラグの前後にスイミングフックを付けるとフック同士が絡む事象が多発する。
かなりの頻度でだ。
それでも僕はフローティングミノーは前後フック運用にしている。
ベリー側だけにすれば?
バランスが崩れてしまって使い勝手が悪くなるのでやらない。
特にアスリート55S FH改は前後バランスの関係で飛行姿勢が乱れやすく多少アキュラシーに難があるからテールフックを取り除くと余計バランスを崩しやすくなってしまう。
そもそもマイクロプラグは前後フックが絡まなくてもエビってしまうことが多いからフック絡みの問題は必ずある。
僕は当たり前のように絡むもんだと思っているから気にしていない。
絡んだら直せば良い。
キャスト着水後に絡むのであれば釣果に影響するので大問題だが、水中で絡むことはほとんどない。
リトリーブ中はテールフックがベリー側に寄っていくことはないからね。
ロッドワークを入れれば多少暴れるが前後くっ付くほどではない。
メリットとデメリットを天秤にかけるのではなく、フッキングのために最善だからそうしているだけ。
目的はバイトした魚をできるだけ確実にフッキングさせることだから、その点に関しては効率性を考慮して妥協するつもりはない。
蜘蛛の巣の方がよっぽど面倒くさいよ。
いろいろな意味で。