店の売り場から米が消えてしまったことで入手先を探索する羽目になった。
我が家の米びつも空になってしまったから。
まあ通販なら流石に買えるだろうと安易に考えていたらとんでもなかった。
在庫がほぼない。
辛うじて残っているものは高額なものだけ(5kg 9800円とか、誰が買うねん?)
多くはオーダーしても入荷時期が10月中旬みたいな状況だ。
きっと「米」で検索するからダメなんだなと思い、
「あきたこまち」に探索ワードを変えたら、何とか見つかった。
この記事を書いている段階では既に売り切れてました。
ギリギリセーフだったわけだ。
因みに「あきたこまち」は僕の一番好きな銘柄だ。
若かりし頃、秋田の八郎潟にバス釣りに行った時、マイカーのクロカンを現場の水際近くに止めて釣りしていた。
釣りを終えて帰ろうと車に戻ると、なんと車重で車が沈み、タイヤが半分以上隠れるくらい地面に沈みこんでしまっていた。
人気のない干拓地のど真ん中で、陽も沈みかけており、自力で脱出できずに困り果てていると、たまたま通りかかった米農家のおばさんが助けてくれた。
わざわざ自宅からロープを持ってきて軽トラに結び、泥だらけになりながら僕の車を救出してくれたおばさんの顔を今でも覚えている。
あの時ほど他人の親切を感じたことはなかった。
八郎潟は米作のための広大な干拓地であり、あきたこまちの大産地である。
当然そのおばさんもあきたこまちを作っている農家の人。
「今後はあきたこまちしか食わん。」
その時誓ったのでした。
まあその時に限らず秋田の人には親切にしてもらったことが多々あり、僕の秋田県民に対する印象はとても良い。
なんだか小洒落た包装でした。
オーダーした翌々日には届いた。
実にスピーディーなオペレーションに好感。
新米ではないが実食すると美味しかった。
新米が出たらリピートしようと思う。
値段も良心的だしね。
観光協会ということで、観光案内のフリーペーパーが入っていた。
折角なのでパラパラと白飯食いながら眺めた。
そう言えば横手は行ったことがなかったな。
漫画家の矢口高雄の出身地だそうだ。
時間が出来たら2泊くらいの釣り旅行に行ってみたい。